自分にできないことを棚に上げ、できなかった自分を忘れてしまい、

相手に無理強いしたり、過度に期待したりする。

相手が自分にないものを持っていて、

だから。任せたり期待したりするのはいいでしょうが、

相手の能力も力量も考えずに、

相手のレベル以上のものを要求し、結果を求めるのは酷な話です。

 

これは、ふだん教えていて、ついついやってしまいがちなことです。

その子の、今の力のレベルや状態を把握した上で、

もう一段上に到達したら、その1歩前進をほめてあげることができます。

それを考えもせず、かけ離れた高みを求めても、

その届かない格差を責めることになり、やる気をなくさせます。

 

今の力ではテストで50点取るのがせいぜい。70点だった。

100点に足りない30点を責めてしまいがちですが、

上回った20点をほめてあげれば、

お互い、気分がいいものですよね～。

 

相手には、10割ではなく、6割か7割の成果を期待しておけば、

こちらもストレスがたまりませんし。

（これ、前に同じようなことを書いたような気が｡｡｡）