あなたは速読派？それとも熟読派？　何のために本を読むのか？　で決まるでしょうね。

情報を得るため、知識を蓄えるため、ストーリーを楽しむため、国語のテストで早く問題を解くため･･･

それが目的であれば、確かに速読できれば効率がいいですね。

でも、文章表現を味わいたい時、筆者や作者の考えや想いをじっくり考えたい時、ノウハウやスキルを身につけたい時･･･

なら、熟読するほうがいいでしょうね。速読と熟読、どちらがいいと決めてしまわないで、使い分ければいいですね。

ただ、小学生や中学生の時期に、速読練習をさせるのはどうかと思います。テストや入試には強くなるでしょうが、

「味わう読書」「考える読書」ができなくなるような気がします。英語も速読と熟読の両方のトレーニングが必要であるように、

速読と熟読の両方のができれば一番です。

何のために学校で国語の学習をしているのか？国語力ってなんなのか？もう一度考え直してみてもいいと思います。

新幹線は早く目的地に着きます。普通列車は景色を味わうことができます。速読だけに頼ると、なにか大切なものを

見落としてしまいそう、私はそう思っていますから、どちらかというと熟読派です。速読が苦手だから、なんですが。