学文塾が、小学生のみなさんに、

小学生のうちに身につけてもらいたい、と思っていることは、

学力はもちろんのこと、それ以上に、学習する姿勢です。

 

　残念ながら、この足立区内の中学校は、全体的に学力が低いのが現実なのですが、

それ以上に、学習に対する根本的な姿勢ができていないように思います。

それは、中学生になって入塾されてくるお子さんを見ればわかります。

もちろん、学文塾のわずかな人数で、足立区全体の中学生を判断することは

できませんし、そういった子が、塾に入塾して来られるケースが多いので、

偏った見方になるのを承知でいっているのですが。

 

　文字通り、机に向かう姿勢が良くない子が多く見受けられます。

これは、今に始まったことではありませんが。

机に正対して座っていられない。足を投げ出す。机にへばりついてしまう。･･･

 

　勉強に飽きてきて姿勢が悪くなるのではなく、姿勢が悪いから、

長時間の学習に耐えられない、と言えます。学校での授業態度も想像がつきます。

授業にまじめに取り組まないで（取り組めないで）、学力が身につくわけがありません。

自宅でも、机に向かって勉強する習慣が身についていないことは、容易に想像できます。

 

　姿勢を見れば、その子の学力の程度はだいたいわかります。

姿勢のいい子は、学力が高いものです。姿勢を正せば、学力は上がります。

とは、断言できませんが･･･｡

 

　小学生のうちに、まずは、文字通り、学習姿勢を正してほしいものです。

中学生になって、直すのは難しいですから。