前回の続きです。

長い文章を読んで要約する作業はかなりの労力がいります。

「120字以内でまとめよ」なんて字数制限があれば、もっと大変です。

私も、文章を要約は、できれば避けて通りたい作業です。

ふだんから書き慣れていないのに、その上要約するなんて、

よほど慣れていないと、どこをどうまとめればいいのか、さっぱり見当もつかず、

苦労すると思います。時間もかかりますし。

 

　でも、社会人のみなさんは、A4の用紙に3枚以内にまとめなければならないとか、

仕事上、こういった要約の作業はよくあるのではないでしょうか。

 

　文章を読んで簡潔にわかりやすくまとめる要約力、

中学生や高校生のときから身につけておけば、将来きっと役に立つに違いありません。

話がずれました。読解力の話でしたね。でも、

要約の練習をすることは、同時に読解力を鍛えることにもなります。

 

　文章を要約するときは、何度も何度も文章を読んで、

筆者の言いたいことや要点を正確に把握し理解しなければ、

読む人にわかりやすいように、しかも簡潔に要約することはできません。

この何度も熟読することが、読解力を伸ばすことにもなっているのです。

読解力と要約力を同時に鍛える、まさに一石二鳥ですね。

 

　さらに、キーワードは何か、もっといい表現はないか、

苦しみ抜いて文章を書いていくことになります。

おのずと、語感も鋭くなります。表現力も磨くことにもなります。

 

　都立中高一貫校をめざす小学生のみなさん、

中学生や高校生で国語の苦手なみなさん、

それに読解力を鍛えたい社会人のみなさん、

わくゼミ☆テーマ別講座「要約力を鍛える講座」をおススメいたします。

 

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こちらも、看護系の大学や専門学校を受験される社会人の方に人気です。

わくゼミ☆小論文・作文対策講座

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　ご自身で自学自習されるのもいいでしょうが、小論文や作文と同じで、

誰かに論評と添削をしてもらうほうが、上達のスピードは速くなります。

自己添削と自己評価では、どこに問題があって、どこをどう直せばもっと良くなるのか、

わからないでしょうから。

 

さらに次回につづきます。

「読解力を身につけるには、こんな方法も」