小学６年間、中学３年間、それから高校と、

先生に一方通行で教えてもらうことに慣れて、

勉強は「誰かに教えてもらわなければできないもの」

と思い込まされてしまっているお子さんが多いのでは？

素直に人の言うことを受け入れるお子さんほど、

その傾向が強いように思います。

それを、突然、「今日の今から自分でしなさい」と言われても、

どんなお子さんでもとまどうばかりで、さっと切り替えられるわけはありません。

教え込まれる、どっぷり度が強ければ強いほど、とまどいは大きいでしょうし。

依存型の学習姿勢を自立型に修正するには、時間も手間もかかります。

自立型の個別指導を掲げている学文塾、口で言うほど簡単ではありません。

塾創設以来、ずっと取り組んできているいちばん大きな問題です。

小学生の低学年のうちから、

できるだけ自分の力で問題を解決する、

自立型の学習を少しずつでも取り入れていけば、

低学年のうちなら適応力が旺盛ですので、

自立型の学習姿勢が身につきますし、

教えられるより、自分で学ぶほうが、

「学びは楽しい」と気づくはずです。

学文塾では、小学1年生や2年生向けの、

自立型の素材やテキストが見当たらず、

こちらも戸惑いながら、教えていました。

今は。思考力学習用や自立学習用のいい素材が登場し、

小学低学年のお子さんにも、けっこう自由自在に教えています。

小学３年生や４年生のみなさんも、

私立中学を受験するとしても、まだ余裕がありますので、

思考力学習などの指導ができるようになっています。