騒々しさに慣れきった生活環境を離れて、

静かな田舎に泊まったりすると、

かえって眠れないということがあります。

塾を移転して狭くなったため、

「自習室」を「自習スペース」に格下げしました。

個室から、仕切りだけのスペースになり、

落ち着かないかな、と思っていましたが、

そうでもないようです。

密封された個室の空間ですと、

静かすぎて、かすかな物音でも気になって、

かえって落ち着かないということもあります。

人の気配を感じながら､

人の声や物音が聞こえる空間のほうが、

安心感があり集中できるのかもしれません。

ご自宅でも、ご家族のどなたかがいらっしゃるリビングなどで

勉強するほうがはかどる、というお子さんも多いと思います。

その良し悪しは、この際おいておいて､

自分の勉強部屋だと、孤独を感じるせいか、

かえって集中できないのかもしれませんね。

自習スペースは、レプトンのレッスンスペースにもなっていますので、

隣のスペースで、国語や算数の学習をしているときもあります。

CDを流して、声に出して発音して･･･それでも、気にならないようです。

自分の興味関心のないことは耳に入ってきません。

例えば、嫌いな科目（英語）の授業なんかどうですか？

人のうわさ話や悪口は、ひそひそ話であっても

聞きたくなくても聞こえてくるのは、いったいどうして？

この自習スペースは、落ち着きます。

講習中、毎日のように自習していた高校生もいます。

私も、自習スペースを使って下調べや作業をするときがあります。

環境を変えると気分も変わり、集中できて、けっこうはかどります。

学文塾には、どういうわけか、

と言いますか、そういう雰囲気を創り上げているのですが、

熱心に黙々と勉強に取り組む小学生や中学生、

それに高校生のみなさんが集まってきています。

その静かすぎる学習姿勢が問題で、

なんとか改善しようとしているのですが。

まわりのみんなが勉強していますから、

その環境に身を置くと、その雰囲気にのまれ

イヤでも勉強する気になるようです。

以上、

さりげなく？学文塾の宣伝でした。