足立区の六町駅周辺は区画整理中なんですが、

新しい建物が建つと、もともとそこには何があったのか

思い出せない時がよくあります。ほんの少し前のことなのに。

周囲の目まぐるしい変化に、記憶がついていきません。

自分のことなのに、

小学生、中学生、高校生のころのことを、

今の自分の感覚を通して思いまします。

だいたいは、美化したり、ある部分だけを誇張したりして。

学校の定期テスト前に勉強したっけ？

宿題はきちんとやっていたっけ？

授業はまじめに聞いていたっけ？

･･･かなり怪しいものです｡｡｡

自分ができていなかったことを、やってもいなかったことを、

できていたように、やっていたように錯覚していっています。

それに、

今、自分でできていないことも、やってもいないことも、

子どもたちには強要している自分｡｡｡まったく勝手なものです。

自分自身の、今の、昔の、経験ですらそうなのに、

自分が経験したこともないことなんかを

他人に強要しても、うまくいくはずもありません。

自分自身で試してみて、うまくいくようだったら人にも勧めてみる。

そうは言っても、その人はそれを自分で経験していないわけですから、

実際に試してみてもらい、自分の経験にしてもらうしか、

うまくいくはずもない、か・・・。

自分の経験からしか、人は学べないようにできている？