相手をこちらの思い通りに操ろうとしたり、

変えようしてみても、うまくいきません。

こちらの押しつけが強ければ強いほど反発されます。

圧力が強すぎると歪んでしまいます。

自分が、相手に何を求めているのか？

それは、ほんとに相手のためなのか？

自分のプライドや見栄のためではないのか？

「あなたのためを思えばこそ」

というのは、だいたいが自分のためだったりします。

相手に対する過度な期待は、

必ずと言っていいほど裏切られるものです。

期待度か高ければ高いほど、しっぺ返しも大きくなります。

相手の特性を、できるだけ客観的に冷静に(イライラしないで)分析し、

その特性を利用したほうがうまくいくものですし、

こちらも、イライラしなくて済みます。

「この子はこういう子なんだ」

ということをいつも心に留めておく。

無理に変えようとしないで受け入れる。

ほとんど口を利かない子なら､無理に話させようとしない。

何回言ってもノートに書くことを嫌い、頭の中だけで問題を解く子なら、

頭の中だけで考えさせればいい。

自分の方法が通用しないということを、いつか思い知れば、

自分で変えていくでしょう。

自分で気づき、自分で変えようと思わない限り、変わることはありません。

相手を認めることでしょうね。

でも、ご機嫌を取る、というのとは違います。

･･･と、ここで書いたところで、

お子さんを自分の思い通りに変えようとしたり、

お子さんの言動にいつもイライラされている保護者の方が

これを読まれたとしても、何も変わらないとは思いますが。

･･･と、エラそうなことを、長々と書きましたが、

かく言う私も、塾での指導で、同じような勘違いと失敗を繰り返してきました｡｡｡

その失敗談は次回に。