学校の定期テストならともかく、入試や実力テストでは、

100点満点を取ることは、不可能に近いです。

テストには制限時間もありますし。

テストを受けている様子や、答案を見ていますと、

すべての問題を解こうとしている子が、けっこういます。

それで、時間不足になり答案の最後のほうに空白が目立つ。

大問の問１は、ごくごく基本問題なのに、もったいない。

悪く言えば要領が悪い、よく言えば素直？

欲を出さず、自分に必要な合格最低点を確実に狙っていく。

自分の実力では手に負えなさそうな問題は捨てる。

入試対策の勉強を見ていましても、この時期になっても、

5教科すべて100点満点を取るつもり？というような、

無駄の多い入試対策の勉強をしている受験生がけっこういます。

難易度も考えず、あらゆる問題にやたらに手を出す、

その問題集は、受験校の出題傾向に全然あっていない、

無駄の多い受験勉強になっています。

受験勉強以前に、

受験校の出題傾向の把握ができていないから？

自分の実力と合格に必要な得点を把握していないから？

見極めができないのかもしれません。

でも、捨てる時には思い切りが必要ですね。

手に入れることよりも、捨てることのほうが

簡単そうであんがい難しいものです。

いろんなものが雑然と積み込まれている

ものがどんどん増えていく部屋を見まわしてみて

つくづく感じます｡｡｡