５名程度が個別指導でもっとも教えやすい人数です。

もちろん、私の場合は、という条件つきですが。

いちばん集中して、目の行き届くメリハリのある指導ができます。

こちらと子どもたちとの間に適度な距離が取れますし（これが重要なこと！）、

子どもたちにも考える時間を与えることができますから。

５名程度の個別指導の感覚で、１人や２人に対して個別指導をおこなうと、

どうしてもうまくいきません。ヒマを持て余して、子どもたちと近づきすぎます。

教えすぎることになります。

これは最悪！いちばん避けなければならない教え方です。

子どもたちを依存型にし、自分で考える機会と力を奪ってしまいますから。

「1対1や2対1の個別指導なら、懇切丁寧に教えてもらえる」

と思われるかもしれませんが、教える側としては（これは私だけかもしれませんが）、

子どもたちとの適度な距離感を保つ高度な指導力が問われますので、

とっても難しいものです。私には、そんな力量はありません。

ですから、私は（学文塾では）、できるだけ避けるようにしています。