スピードが早すぎる子。

じっくり考える子。

集中力が切れて途中でぼ～っとなってしまう子。･･･

塾には、いろいろな子がいます。

スピードが早く次々と問題に移っていく子は、

全部正解できていればいいのですが（そんな子は滅多にいないのですが）、

誤答が多いと、これは一番厄介です。てきぱき処理できるのですからよさそうに見えますが、

ただ与えられたことを素早く消化することだけに注力しているだけです。

深く考えることができないですし、見直しや解き直しもいい加減になりますので。

そういう学習を長く続けていれば、その悪いクセが身にしみついてしまいますので、

じっくり問題を解くようにするには相当時間がかかりますし、

修復はほぼ不可能と言ってもいいかもしれません。

長く集中できない子は、もともと落ち着きがなく勉強に向かない子は別としても、

時間はかかりますが、徐々に修正できます。修復できれば、驚くほど学力が身についてきます。

じっくり深く考える子、納得できるまで見直しや解き直しが出来る子は、

もともと成績がいいですし、間違いなく成績が伸びます！

間違っても、問題量を消化するだけのようなスピード学習、

それにすぐに答えを教えたりするような指導は、子どもたちにさせないことです。