ノートに答えだけを書いている子をよく見かけます。

成績のパッとしない子、成績が伸び悩む子に多いです。

頭の中だけで問題を解こうとしていますから､計算ミスやケアレスミスが多くなります。

一方で、途中式や思考過程をきちんと書いている子もいます。

頭の中の考えを書くことで、目でもチェックしていることになりますからミスも少ないです。

どんな問題を解いているのかこちらが知らなくても、

そのノートだけを見れば理解できるノートをつくっています。

会話と同じですね。

相手にきちんとわかるように話す人と、何を言っているのか、さっぱり伝わってこない人がいます。

ノートをきちんと書いている子とは、ノートを通してコミュニケーションをとることができます。

そういう子は、概ね成績がいいです。美しくまとまっているノートは知的に見えますしね。

塾では、入塾したての子には、まずノートの使い方を指導します。

小学生のほうが飲み込みが早いですね。

中学生や高校生になると、今までの悪いクセからなかなか抜け出せない子も多くなります。

きれいなノート作りに夢中になって、その目的が理解できていない子も多いですが・・・。

徐々にノートの効用に気づかせていきます。

ところで、今日は何の日･･･

「文化の日」

「文具の日」

「マンガの日」　手塚治虫の誕生日です。