子どもたちと講師の私の距離、難しい問題です。遠すぎても近すぎてもダメです。

近すぎると、こちらがナメてかかられます。子どもたちは、勉強しなくていい口実や言い訳を

探します。だれでも楽をしたいですからね。大人だってそうです。

講師のほうも、「信頼関係が大切」と、子どもたちに近づこうとします。

「厳しいことを言うと遠ざかっていくのではないか」と強くは言えなくなります。

なぁなぁの関係になってしまいます。塾を始めたころの私がそうでした。

「子どもたちとの信頼関係が大切！」かなり意識していました。

最近では、意識的に距離を置くようにしています。

中学、高校時代、いま印象に残っているのは怖かった先生です。大学生の時も今もそうです。

いい歳なのに、今でもメチャ怖い人がいます。でも、そういう人から多くのことを学んできましたし、

今も学んでいます。昔は部活なんかでも、１年先輩というだけで、雲の上の存在という感じでした。

大人は意味なく怖かったです。今の子どもたちは、大人や先輩をどう感じているのでしょうね？

教える立場としては、怖がられているくらいがちょうどいいのではないかと経験的に思っています。

子どもたちとの年齢差を利用すれば、一定の距離は保てます。

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