自転車の練習って、

始めたばかりのうちは右へ左へフラフラするものですよね。

初心者は、転ばないようにと、すぐ目の前ばかりを見てしまいますから。

慣れてくると、目は遠くのほうを見据えて安定走行でき、

余裕ができて周囲にも目を配るようになります。

日ころ、些細なことに喜んだり落ち込んだり。

流行やまわりの人の考えに振り回されたり。

あっちへフラフラこっちへフラフラ。

遠くのほうに目ざすものがしっかりと目に入っていれば、

些細なことに感情を揺さぶられないですし、

周囲の雑音も耳に入らなくなります。

思い通りにいかない時、トラブルが起こった時、

うまくいって得意満面の時、

「これはめざす目標にとって何の意味があるの？」と自問自答するようにしています。

そうすれば、その障害が、その自信が、とっても小さなものに思えてきます。

不安や焦りも消えていきます。

ちょっと遠くを見ているほうが自分がブレなくていいです。