「遠足へ行った。･･･楽しかった。」

小学生の誰もが書く作文ですね。

遠足の作文ってどう書けばいいの？

原稿用紙を見つめて頭の中も真っ白。何も書くことが思い浮かばず、

フリーズしている子が多いです。

そして、上のような中身も何もない文字を埋めただけの作文になってしまう。

遠足＝楽しい思い出、そう書かなければいけない、という呪縛にかかってしまうから。

まずは、朝、何時に起きて、学校に集まって、何時に出発して、どこを通って、何時に目的地について、そこで何をして、何時に出発して、何時に学校に着いたか、など、時系列で書き出してみることです。

その時々にどんな気持ちだったかを書き加えていきます。そのままだらだらと書いてしまうと、

まとまりのない作文になりますから、気持ちの強かったところや、印象に残っているところ、

できれば１ヶ所か２ヶ所の部分に的を絞って詳しくメモ書きしてみることです。

「遠足はちっとも楽しくなかった」

疲れたから？雨が降っていたから？着いた場所が面白くなかったから？

その楽しくなかった理由を詳しく書けばいいのです。

遠足＝楽しくなかったでもりっぱな作文になります。何よりも正直でいいです。

ウソを書かなければいけない作文は辛いですし、ますます作文嫌いになりますから。