（前回の続きです。）

作文も同じです。読書感想文ってほとんどの子が苦手です。書いてもらってもほとんどあらすじばかり。

最後に一言、「面白かった」でおしまい。読んでも何の感情の刺激も受けません。

パソコンの取扱説明書を読んで感動する人はいませんよね。

読み手の感情を刺激する文章をかくように心がけることです。

学文塾の作文講座には、「超実践的」と頭に着けています。

取扱説明書のような作文や、あらすじだけの読書感想文ではつまらないからです。

読み手をぐいぐい引き込むような作文を書くことなんてそんなに難しいことではありません。

感情を刺激するような文章を書けばいいのです。ちょっと考え方を変えるだけで誰でも書けるようになります。

「小論文」を書くテクニックを学んで、採点者のお気に召すような文章を書いて何の得になるのでしょう？

それは合格を勝ち取るためでしょうが。将来、研究者にならない限り、社会に出て論文なんて縁がありません。

それよりも、読む人の心を動かすような、心に訴えかけるレポートやプレゼンの企画書が書けたらいいと思いませんか？

社会人の方からも頻繁にお問い合わせただいていますが、「表現力がないから文章がダメなんだ」

そんなコンプレックスを持っている人が多いです。そうではありません。

読み手の心を動かす作文が、優れた作文です。　文章力よりも中身なんです。