「学校の定期テスト対策の勉強、時間をかけてがんばったのに、

思ったほどの点数が取れなかった。」

私にも経験があります。高校受験対策の勉強、

高校生になってからの定期テスト対策が、大学受験勉強がそうでした。

 

勉強に集中できていない。できる問題ばかりを解いている。

わからない問題や間違えた問題は答えを見て解説を読むだけ。

理解もしないで、書き写してしてオシマイ。中途半端な勉強。

がんばって勉強しているつもりても、頭に入ってこない。身についていない。

時間をかけて勉強している自分に、勉強しているつもりの自分に満足しているだけ。

 

空回りしているのが、自分でもよくわかりました。

その結果、学校の定期ﾃｽﾄでは散々な出来。大学受験でみごと玉砕｡｡｡

しかたなく、誰でもな入れる無試験の予備校に通う浪人生活。

 

「こんなので受験に間に合う？」と不安いなるくらいの基礎から学び直し。

「80%は解ける問題。残りの20%を完璧にする！」

できない問題を時間をかけてチャレンジする。納得できるまで問題を解く。

予習をして出席し、授業内で疑問点を解決する。

 

毎日、歯車がしっかり噛み合っ勉強をしているという充実感。

着実に力がついている実感と、成果が数字になってあらわれる自信。

毎日十数時間の勉強もまったく苦にならず。

 

中学、高校時代の、歯車が空回り状態の虚しい勉強と、

浪人時代の、がっちり噛み合った充実の勉強。

その両方を経験しています。

 

もし、予備校での浪人経験がなければ、

学文塾を立ち上げ「学びの指導」をやってこなかったと思います。

 

勉強だけではありません。毎日の仕事でも作業でも同じですね。

充実感で1日を終えるか、空しく終えるか。

 

勉強って、処理能力を鍛えたり知識や情報を得ることだけではなく、

それ以上に、「自分なりの学び方」を見つけ身につけること、が目的。

それは、学校生活を終えても、ずっと役に立つものだと思います。