国語のできる子の特徴って? 国語の勉強方法って?
2022/05/25
国語が得意な子って、どんな国語の勉強をしているの?
国語の得意な子や、黒虎学習には、ある特徴があります。
「国語の点数や偏差値が不安定なのはどうして?」
「国語の勉強ってどうすれば成績が伸びるの?」
「国語の成績がいい子には、どんな特徴があるの?」
今回は、国語のできる子の特徴をご説明しながら、
国語の学習方法をご紹介していきたいと思います。
国語の苦手な小学生や中学生、それに高校生のみなさんの
少しでもご参考になれば、と思っております。
ついつい力が入りすぎて、長~い文章に、
それもまとまりのない内容になってしまいそうです。
ですので、まずはじめに、小見出しを書き出しておきます。
①「読解力が弱いから」と読解練習だけをしていませんか?
② 読解力や表現力を伸ばしたいなら、日本語力を鍛えるトレーニングを!
③ 長い文章を読んだり書いたりする機会が少なくなっているような気が
④ 国語学習に向いているか、向いていないか
⑤ 本をたくさん読めば、読解問題に強くなる?
⑥ 視野が狭いから、読解問題に弱い?
①「読解力が弱いから」と読解練習だけをしていませんか?
国語力とは、読解力と表現力(文作力)と日本語力(文構造の理解力)の
3つの要素が融合したもの、だと思っています。
「国語力は、すべての科目の土台」とよく言われますが、
その国語力もこの3つの要素で成り立っているように思います。
さらに言えば、学力の土台となる論理的思考力や推察力、分析力などの
学習能力(地頭力)が貧弱では、国語力を大きくのばすことはできません。
たとえば、目には見えない地中に、しっかり根を張っているかどうか、
それが地上部の成長に大きく影響を与える植物がそうですね。
ですから、点数や偏差値の数字を見て、読解力や表現力が弱いから、
といって、それだけに注力してトレーニングしても、たいした効果も現れず、
伸び悩むことになります。目に見えない土台をしっかり築いていくことが大切です。
読解力や表現力や日本語力、それに学習能力は、密接に関係していますから、
これらの要素をバランスよくのばすことで、国語力が全体的に向上していきます。
英語の学習には、読む、聞く、話す、書くの4技能のバランスが必要なように、
そうして、それらが各独立したものではなく、相乗効果によって全体的に
英語力が伸びていくように、国語力も、上の3つの要素をバランスよく
学習することで、それぞれが伸びて行くものだと思います。
国語のできる子は、読解力、表現力、後威力を含む日本語力、
それに学習能力のバランスがいいように思います。
そういった特徴があるように思います。
日頃から子どもたちを指導していてそう感じます。
② 読解力や表現力を伸ばしたいなら、日本語力を鍛えるトレーニングを!
当学文塾では、小学生も中学生も、国語の学習を必修としています。
読解練習、表現力練習、それに、日本語の文構造の3つの要素を、
それぞれのテキストを使用し、並行して指導しています。
日本語の文構造、つまり、日本語力を鍛えるテキストを加えたのは、
数年前からですが、意外なことに、読解練習だけよりも、日本語の文構造を
トレーニングを平行して学習させると、6ヶ月から1年くらいで、
読解力が急激に伸びることがわかりました。教えているこちらの方が驚きました。
もともと読解力が弱い小学生や中学生のみなさんに、
この日本語力を試してみると、からっきしです手も足も出ません。
日本語力が弱いから、読解力も表現力も弱いということでしょうね。
当たり前と言えば当たり前の話ですが、このことにに気づくのに
30年かかりました・・・。
読解力や表作文力が弱くてお悩みの小学生や中学生のみなさん、
この日本語力を鍛えるトレーニングも学習に加えることをおすすめします。
国語力を伸ばすもう一つの方法は、文章の要約練習をすることです。
読解より、要約のほうがが難しいものです。そう思ったことはありませんか?
要約するには、文章を何度も読まなければなりません。精読して筆者が
何を言おうとしているのか、のそ考えや想いを読み取らなければなりません。
要約の作業をすることで、おのずと読解力が身についてきます。
読解力を身につけるためだけれはなく、レポート用紙1枚に要約するなど、
これからの学習に、また、社会に出てからも、とても役立つスキルになりますね。
☆わくゼミ・テーマ別講座には、「要約力を鍛える講座」をご用意しています。
③ 長い文章を読んだり書いたりする機会が少なくなっているように思います
スマホなどでの、短い文章の読み書きの能力は、子どもたちのほうが優れている
ように思います。反対に、文字にふれる機会が少なくなっているのかもしれません。
読書好きな子も、昔と変わらずたくさんいます。
文字や文章にふれる機会の多い子と、その機会が極端に少ない子、
この格差が大きくなっているように思います。
確かに、学校の授業で教科書を使っていますし、文字や文章を書く機会も
あるでしょうが、子どもたちの全員が、真剣に授業に取り組んでいるわけでも
ありません。国語力の弱い子は、教科書を読んでも理解できない。
それに、聞く力も、聞こうとする意欲も減退傾向にあると思います。
そうして、ますます学力の格差がついていきます。
④ 国語学習に向いているか、向いていないか
これを言ったら、身も蓋もありませんが・・・。
長い文章を読み慣れていない子が、テストや入試だからといって、
長い課題文を最後まで読み切れるわけがありません。
スポーツに必要不可欠な動体視力に対して、静体視力が発達しているかどうかも、
集中して、長い時間、長文を読み続けられるかどうか似影響していると思います。
こうなれば、向き不向きの問題ですね。
子どもたちの国語の学習の様子を見ていますと、読解力がどうのこうの言う前に、
この長い文章を読み切る忍耐力が備わっているかどうか、つきつめれば、
国語学習に対する、向き不向きの問題になってしまうような気がします。
それでも、はじめは、長文を読み切れない子でも、6ヶ月、1年、
または、それ以上かかることもありますが、国語力のトレーニングを続けていくと、
あるときから、急激に伸び始める子がほとんどです。
⑤ 本をたくさん読めば、読解問題に強くなる?
読書好きの小学生や中学生のみなさんが、テストや入試の国語に強い傾向がある
のは事実です。長い文章を読み切る耐力や集中力が身についていますし、語彙力も
豊富ですから。
しかし、必ずしも、国語のテストに強いというわけではありません。
読書が大好きなのに、国語のテストの成績はイマイチ。
お悩みのお子さんもけっこういます。そういうお子さんに共通するのは、
読書が偏っているからなのでは、と思います。
好きなジャンル、たとえば、物語や小説ばかりを読んでいる。
テストの長文読解文に自分の主観や感情を入れすぎてしまって、
設問に対する客観的な答えが出せない。
テストや入試の読解問題は、その作者や著者が問題を作っているのでは
ありません。テストや入試問題の作成者が別にいます。ですから、作者や著者の
想いや考えと、問題作成者とのそれが違っていることがよくあります。
] 受験者が、問題を作った人の出題意図を的確に把握しと理解して答えなければ、
正解にはなりません。
テストや入試の国語の読解問題に強くなるには、それなりの読解トレーニングが
必要になります。身体能力や運動神経が抜群であっても、それぞれの種目の技術や
スキルを身につけなければ、通用しないのと同じかもしれませんね。
それに、ジャンルに偏らず、物語や小説だけではなく、エッセイや論説文、
文系、理系を問わず幅広い読書ができれば、なおいいいと思います。
余談になりますが、読書中毒の人は、本にふれずに1日が終わることに
耐えられません。文章であれば、チラシでもなんでも読まなければ落ち着きません。
⑥ 視野が狭いから、読解問題に弱い?
今の世の中、情報であふれかえっています。自分の興味や関心のあることに
関して、大量にしかも簡単に手に入れることができます。
それはそれでいいことでしょうが、興味や関心がそこに集中し、どんどん深まって
いくことにも。興味の対象が狭くなっていく。関心害のことには無頓着に。
ですから、テストや入試の読解問題に、自分の興味や関心の範囲内のものが
出題されるとラッキーですし、当然ながら、正解率も高くなるでしょうね。
でも、そんなことはまれなこと。関心外のことが話題になるものです。
ですから、テストや模擬試験の度に、点数や偏差値が上下するのかもしれません。
関心外のことに対応できない。なにも、テストや入試が統べてではありませんし、
そのための読書や関心ではつまらないのですが、要するに、今の子は好き嫌いが
はっきりしていて守備範囲が狭い、そういう印象を受けます。いわゆる専門バカも
いいでしょうが、他の分野からも多角的にものごとを眺めるというのも、
視野を広げ、発想を転換する上でも、いいことなのではないかと思います。
国語のできる子の特徴、というタイトルで書いてきましたが、
思いついたことをそのまま書きましたので、まとまりがなく、
話題もどんどんずれていったような気がします。申し訳ございません。
まとめれば、
国語のできる子は、読解力と表現力と日本語力、この3つの要素のバランスが
いいということ。それに、学習能力(地頭力)にもすぐれています。
ですから、国語に強くなるには、これらをバランスよく密接に関連させながら
学習することが大切です。
意外と盲点になっているのが、日本語力を鍛え留トレーニングです。
ここに注力すれば、読解力も表現力も一気に伸びてきます。
読書の幅が広い。つまり、興味や関心ごとが幅広いと、
テストでどんな話題の文章を出されても、対応しやすくなりますね。
国語がめっぽう弱いなら、最低限の対策になりますが、
できるだけ、文章に、文字にふれる機会を多くしましょう。
「文字を見るととたんに眠くなる」という子もいますが、
テストや入試で眠くはならなくても、脳は眠っていて
思考停止状態、そのため、結果は散々、といったことも。
■学文塾ではこんな国語の指導をしています
ここからは、宣伝になりますが、当学文塾は、国語の指導に力を入れています。
上にも書きましたように、読解力、表現力、日本語力の3つの要素をバランスよく
学習できるシステムをつくっています。
学力だけではなく、学習能力(地頭力)を鍛える学習を算数に取り入れています。
「国語は伸びにくい科目」とよく言われますが、そんなことはまったくありません。
それは、国語の勉強方法が間違っているからです。
小学生や中学生のみなさん、ほとんどのお子さんが、6ヶ月、1年、
それ以上かかることもありますが、テストや実力模試の点数や偏差値を大幅に
伸ばしています。それも、いつの間にか、ある日ある時から急に。
これが、国語学習の特徴ですし、国語ができるようになる子の特徴です。
国語学習のメソッドが学文塾にはございます。
国語でお悩みの小学生、中学生、それに高校生のみなさん、
ぜひ一度、無料体験学習でおためしください。
また、わくゼミのテーマ別講座では、
通常の国語指導をぎゅっと凝縮した「国語の読解力を鍛える講座」、
「要約力を鍛える講座」、「受験のための小論文・作文講座」
も開設しております。
週に何回も通えない足立区外や、隣接県のみなさまに好評です。
ぜひ、こちらも無料体験学習をご予約ください。
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学文塾
東京都足立区一ツ家2-20-10 ウィンザーパレスA-105
電話番号 : 03-3850-7714
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