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地頭がいいから、ノートを使いこなせる!?

地頭がいいから、ノートを使いこなせる!?

2022/02/11

ノートを使わないのではなく、使えないのでは?それは地頭力のせい?

ノートを使いこなせれば、成績が上がる、というのは思い込みにすぎないのかもしれません。

 「算数の計算、ノートに途中式を書くように言っても・・・」

 「中学受験の文章題、線分図や面積図を書いて解くように言っても・・・」

 「中学の数学、頭の中だけで計算して、ノートには答えだけ・・・」

 「英語も国語も、ノートにきちんと書いて問題を解こうとしない・・・」

 「社会や理科も、ノートにきちんとまとめることができない・・・」

 「だいたい、ノートに何が書いてあるのか、雑でさっぱりわからない・・・・」

 

 保護者のみなさま、

お子さんのノートをご覧になって、そう思われる方も多いのでは?

「自分が小学生や中学生のころは、もっとノートを使っていたのに」

いくらノートに書いて問題を解くように言っても、まったく効果なし。

お嘆きの方もいらっしゃるのでは?

 

 弊塾でも、ノートを使いこなせている小学生や中学生のみなさんは、

半数もいません。中には、見事にノートを使いこなしている子もいますが、

そういう子のほとんどは成績がいいといっても過言ではありません。

 

 もっとも、大人の判断基準で、ノートの使い方をあれこれ言っている

という面もありますが。その子なりに、工夫してノートを使っている

ということもありますので、無理に強要するのもよくないとは思いますが。

 

 教える側としては、答えが合っているのか、間違っているのか、

それよりも、どこでどう間違ったのか、その原因を知りたいのですが。

それがわからなければ、適切な指導ができません。

ノートに問題を解いた過程がかいてあれば、つまづきが一目でわかります。

 

 小学生のお子さんなら、女の子は特にですが、少しアドバイスすれば、

ノートをきれいに使い始めます。

男の子は、というとなかなか難しいものがあります。

 

 中学生のみなさんになると、もっと難しくなります。

小学生の段階で、ノートを使わない習慣が身についてしまっているから

なのかもしれません。後に書きますが、ノートを使わないのではなく、

ノートを使えないだけかもしれませんが。

この「だけ」が大きな問題なのですが。

 

 高校生のみなさんは、学校でも徹底指導されているのか、

あるいは、ノートを上手に活用しなければ定期テストで点数が取れないせいか、

形の上では、わりとしっかりノート作りができています。

しかし、それで成績を上げるために有効に活用しているかどうかは疑問ですが。

 

「ノートを使いこなせるようになれば、成績がぐんぐん上がる」

・・・かと言えば、そうでもありません。

私、最近までそう思い込んでいました。

 

 指導要領の改訂で、ノートの使い方が説明されている教科書もあります。

ノートがきちんと使える子は、成績がいいことも確かです。

ですから、ノートを使うことが推奨されています。

ノートの使い方に関する本もよく見かけます。

 

 成績のいい子は、ノートを見ても美しいです。これは事実です。

私も、塾の授業中には、ノートの使い方をまず最初に指導します。

ノートも無料で提供しています。「ノートがメモ帳にならない」

ように使い方の指導に力を入れてきました。

 

 それでも、ノートがきれいに使えない子がほとんどです。

ようやく気付きました。ノートを有効活用できないのは、

ノートをどう使っていいのかわからないから、ではなく、

頭の中で論理的に考えていないからなのでは?

学習能力、いわゆる地頭力が弱いからなのでは?

自分の姿が鏡に映るように、頭の中の思考過程がノートに

反映されるものだと思います。

 

 もう一つは、

小学生のときに、ノートを使う習慣が身についていないから。

ノートを使って書かなくても、簡単に答えが出せたから。

書くことは面倒です。頭の中でさっと答えが出せれば楽でいいですし。

 

 小学生の勉強ならそれでも通用しますが、中学生や高校生になると・・・。

例えば、算数の計算は、早く正確に解くことを求め続けると、

中学生になって、数学などの複雑な文章題や証明問題で苦労することになります。

「小学生の算数は、いつも100点だったのに、中学の数学は散々・・」

頭の中だけで解けるほど、中学やっ高校の勉強は甘くありません。

数量や図形の証明問題などになると、もうお手上げになりますね。

そういう中学生のみなさんのほとんどは、このケースです。

 

 ノートを使わないのではなく、ノートを使えないのでは?

書くのが面倒だからノートを使わないのではない。

字が下手だから、美しく書けないのではない。

 

 ノートを見れば頭の中での思考過程がよくわかります。

どういう手順で問題を解いているのか、よくわかります。

成績のいい子は、この手順をきちんと書いています。

 

 だから、ノートをきれいにわかりやすく使うように指導する。

きれいに使えるようになれば、成績も上がるはず。

・・・それは、思い込みでした。

 

 学習能力、いわゆる地頭力が未発達だから、論理的な説明ができない。

分析力が弱いから、問題を解く糸口が見つけられない。

だから、ノートに書くことができない。

学習能力や地頭力の弱い子が、ノートを使いこなせるはずはありません。

 

 それなのに、ノートに書くことを強いる。どだい無理な話です。

まずは、学習の土台となる学習能力、つまり、地頭力を鍛えることが先なのでは?

 

 運動能力や基礎体力のない子に、いくらトレーニングを課しても、

限界があります。それなのに、たくさん練習すれば、だれでも上達する。

そうでしょうか?

 

 ノートをどう使っていいかわからない。

問題を解くときに、どう図式化していいかわからない。

論理的に説明しようとしても、途中で分川飼わなくなる。

 

 ノートを使いこなせるようになると成績が上がるのではなく、

地頭力がいいからノートを使いこなせる。これが現実でしょうね。

 

 ノートの使い方の雑な子によく言うのですが、

「ノートもコミュニケーションの手段の一つ」です。

何が書いてあるのかわからないような報告書やプレゼンテーション資料では、

コミュニケーション能力が疑われますよね。

 

 中学生や高校生に多いのですが、小さい字、薄い字、雑な字など、

読む側の身になって書いていないノートには、イライラさせられます。

自己中心的な子に多いです。

 

 学校の授業でもそうなのでは?

何が書いてあるのかわからないようなノートを提出しても、

評価は低いのでは? 内申点に響くのでは?

 

 ことばでコミュニケーションをとるのが苦手な子、

しかし、書くことでしっかりコミュニケーションのとれる子、

これも十分あり、だと思います。恥ずかしくて、質問するのが苦手。

でも、ノートでコミュニケーションがとれればいいのでは?

なにも、会話力だけがコミュニケーション力ではありませんから。

ふだん、授業中にあまり話さない子でも、作文や小論文を書かせると、

見事に自己表現できる子もいます。

そういう子の特性や長所をしっかり認めてあげる。

そうすれば、その子は生き生きとしてきます。

 

 ノートの使い方に限らず、

「〇〇勉強法」などといったノウハウ本をよく見かけますが、

それを手にしても、頭では理解できても実行する人はごくわずかでしょうから、

なんの役に立たない。それも事実でしょうが、もう一つの原因は、やはり、

そのノウハウを使いこなせるだけの、学習能力、いわゆる地頭力が貧弱だから、

だと思います。身もふたもない言い方をすれば、そのノウハウを使いこなせるだけの

能力が備わっていないから、と言えるかもしれません。

 

 ですから、

あらゆる学びの土台は、学習能力つまり地頭力にあります。

学力を伸ばすことは、それほど難しいことではありませんし、

それほど時間もかかりません。しかし、学習能力、つまり地頭力を鍛えるには、

地道な学習を続けていく労力と時間が必要になります。

小学生の早い段階からじっくり鍛えていくのが、一番いいのだと思います。

 

 都立中高一貫校の滴検査問題、都立高校入試問題、それに大学入試問題には、

地頭力、学習能力を試す問題が、ますます増えていく傾向にあります。

一昔前のような、知識の量と質を試す入試ではなくなってきています。

その変化に対応できる、地頭力、学習能力を鍛えていかなければ、

入試の間際になって慌てても、もう手遅れです。どうにもなりません。

 

 もう一つは、

自立的な学習習慣や学習姿勢が身についていないと、

学習能力を伸ばすこともできません。

自分の頭で考える習慣が身についていないと、

その経験を積まないと地頭力は鍛えられませんから。

 

 小学生のうちに、

・自立的な学習習慣や姿勢をみにつけることをめざす。

・地頭力、つまり、学習能力をを鍛える。

・ノートを使使いこなせるようになる。

これが、当学文塾の小学生コースの主な指導方針と目標です。

 

 都立中高一貫校の適性検査を受検する子や、私立中学を受験する子なら、

特に、この3つの習慣づけは、必要最低限のことです。

 

 お子さまに自立的な学習習慣や姿勢をみにつけてほしい、と思われるなら、

また、当学文塾の自立型の学習姿勢をめざす指導方針にご関心をお持ちになり、

ご賛同いただけるようでしたら、ぜひ、無料体験学習にお越しください。

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