「私立中学か、公立中学か、どちらを選ぼうか?」
2020/06/20
公立の中学には公立中学の良さがあります!
前回の続きです。
私立中学も様々ですから、一概には言いきれませんが、
私立中学には入試がありますから、定員割れの全入でない限り、
ある一定レベルの学力層の小学6年生が合格し、入学することになります。
公立中学校は、中高一貫校を除けば、試験がありませんから、
ことばは悪いですが、ピンからキリまで、幅広い学力層の生徒が入学します。
いろんな学力の、タイプの違う人間が集まる。学校の規模が大きくなればなるほど、
「上には上がいる」「どんなに努力しても追いつけない」と思わざるをえないような、
自分よりもはるかにできる子は、必ずと言っていいほどいまして、
自分の力のなさを思い知らされ、挫折感に打ちのめされるものです。
何も勉強だけに限ったことではありません。中学や高校、大学で、私も思い知らされました。
これって、悪いことではなく、むしろ、いいことだと思います。
自分の力のなさを思い知らされ、自分の立ち位置に気づかされます。
そこから、現実的な目標を決めることができます。
挫折したまま、そこで立ち止まったまま、すねて?いるならそれまでですが、
その挫折感から立ちあがり、上をめざして歩きはじめることもできます。
自分よりも、はるか下の成績の子もいる。
それに優越感を持って終わる場合もあるでしょうが、
勉強はできないけれど、自分にはない、その子のいい点に気づかされたりもします。
この雑種性?が、公立中学校の良さかもしれません。
「井の中の蛙」同じような人ばかりが集まる集団の中では、
思い通りになんでもできると勘違いしたり、天狗になったり、
達成不可能な夢を追いかけたりします。
純粋培養で、ひ弱に育つか、
細菌やカビだらけの環境の中で(これは言い過ぎ・・・)
抵抗力を身につけながらたくましく育っていくか、
いわゆる、レベルの高い高校や有名大学が最終目的地なのか、
高校や大学は単なる通過点なのか、
そこらの考え方の違いにもよると思います。
当学文塾の「私立中学受験コース」の指導理念は、
中学受験で燃え尽きない子を、
中学に入ってからも、しっかり勉強に取り組める学習意欲と習慣を身につけた子を
送りさすことです。学文塾が自信をもって送り出せる生徒を一人でも多く。
進学先から「さすがは学文塾出身」と言われるようになりたいものです。
残念ながら中には、はっきり言って「学文塾出身」と名乗ってほしくない子も
送り出してきました。「いまごろ、どうなっているだろう」と、気にはなっていますが。
「進学実績だけを考えて、わりきって受験指導をする」
前回や、上に書いたようなこだわりが邪魔をして、それがどうしてもできません。
そこのところを、ご理解の上、学文塾の指導理念にご賛同いただけるようでしたら、
お問い合わせをお待ちしております。
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学文塾
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