6月11日の東京都教育委員会の発表によりますと、

新型コロナウィルスの感染拡大で学校の長期休校を受け、

来春の都立高校入試の出題範囲が狭くなるようです。

 

　中学3年生の学習内容のうち、2，3か月程度の範囲を除外するようです。

国語では、中学3年の漢字、

数学では「三平方の定理」「標本調査」、

英語では「関係代名詞」、

社会では「国民の生活と政府の役割」「国際社会の諸課題」、

理科では「力学的エネルギー」「科学技術の人間」「太陽系と恒星」「自然と人間」

が、入試問題から除外されるようです。

入試日程は例年通りで、一般入試が2月21日、合格発表が3月2日に決まったようです。

 

　都立高校一般入試問題は、どの科目も大問ごとに分野の定位置が決まっていますので、

出題形式や傾向に大きな変化はないのでは、と思います。

かえって、出題分野が絞り込みやすくなりそうです。

 

　いずれにしましても、当学文塾では、とくに英語と数学では、

除外される3年の学習の学習範囲も指導するつもりです。

学校の休校のおかげで、塾の学習が予想外に順調に進んでいますので。

都立高校入試問題を解くときに、習った方法で解かなければならないわけでもありません。

習っていない方法をつかうほうが簡単に解けるなら、それに越したことはありませんし、

どうせ、高校に行って勉強するでしょうから。

1，2年の復習もしっかりしなくてはなりません。

 

　いずれにしましても、都立高校の出題範囲と入試日程がが公表されたことで、

出題傾向も分析しやすく、対策も立てやすくなりました。

来春の都立高校入試に不安をお持ちの中学3年生のみなさん、

当学文塾には、まだ空きがございます。

 

　今夏は、夏期講習の期間が短くなりそうです。

その分、夏休み前の今から受験対策を始めることをお勧めいたします。

ぜひ、無料体験学習や入試個別相談をご予約下さい。