「偏差値を10あげる」そんなにむずかしいことではありませんが、

偏差値35から45へ、偏差値45から55へ、偏差値55から65へ　

偏差値を10上げるといっても、その労力と難易度は違います。

小学生、中学生、高校生によっても違いますし、

受験対策志望校判定テスト、学力判定用テストによっても違います。

夏期講習だけで、偏差値10以上アップする中学生もいますし、

3か月くらいで、偏差値を15以上上げる中学受験生もいます。

 

　その子の学習能力や学習姿勢、学習習慣によっても

、偏差値の上げやすさはことなります。

10上がった偏差値も、いつか頭打ちになるときがやってきます。

偏差値が順調に右肩上がりだったのに、階段の踊り場のように、

現状維持の状態が続いたり、下がり気味になったり。

 

　そこが大きな転換点かもしれません。思い切って勉強方法を見直してみたり、学

習習慣や学習環境を変えてみたり。そこで投げ出してしまっては元も子もありません。

今までの努力が水の泡です。今の状態を変えるには、けっこう勇気がいるものです。

油断していると、すぐに元に戻ってしまうものです。

 

　「テストの点数をあげよう」「順位を上げよう」「偏差値を上げよう」

と思って勉強してもなかなか上がらないものです。

偏差値がぐんぐん上がる子は、勉強にのめり込みはじめ、勉強を苦と思わなくなっています。

勉強しているうちに、偏差値が勝手についてきている、という感じです。

そこに気づいたときも、ひとつの大きなターニング・ポイントと言えます。