「ほめて育てたいけれど、ほめどころが見つからない・・・」
2019/10/31
ほめる相手ではなく、ほめる側に問題が・・・?
「ほめて育ててあげたいけれど、相手のほめどころが見つからない」
だれにでも、ほめてあげたくなるようなところが必ずあります。
ほめどころが密からないのは、焦点が定まっていないから?
作文でも小論文でそうですが、書きたいことを絞り込まなければ、
内容が深まりません。焦点を絞り込んで、ごく些細な点を見逃さないように
観察することでしょうね。自分の得意分野なら、自分の経験から、
その難しさや大変さがわかったりしますので、ほめるところはすぐに見つかるものです。
それよりも何よりも、ほめるようなところが相手にまったくない、
のではなく、ほめる側に問題があるはずです。
「相手の欠点を見つけるのが大の得意!」といいうような、
否定的な観察眼が身に沁みついてしまっていると、
相手のほめどころは見つかりません。
陰で人の悪口を言ったり、面と向かってけなしたりするのは、
自分が相手より優位に立ちたい、立っているのを自覚したいから、
なのかもしれません。ほめることができるのは、
相手と同じ目線の高さに立っているとき? 対等な関係にいるとき?
心の余裕も必要でしょうね。忙しかったり、イライラしていたら、
相手のほめどころを探しているヒマはありませんから。
相手をほめている自分に気づいたときは、心に余裕があるとき、です。
相手を褒めているうちに、自分も相手のいいところを見る目が養われ、
やがてそれが習慣になる。自分も心に余裕が持てるようになるでしょうね。
通りすがりに、おばさんたちが他人の悪口で盛り上がっている話し声が
耳に入ってくると、ちょっと気持ちがどんよりしてしまいます。
「きっと、あなたも影で悪口言われているはず」と言いたくなります。
ということを、書いている私、これも、もしかしたら他人の悪口?
----------------------------------------------------------------------
学文塾
東京都足立区一ツ家2-20-10 ウィンザーパレスA-105
電話番号 : 03-3850-7714
----------------------------------------------------------------------