漢字は、直線と曲線の集まり、だと思っていませんか？

確かにそうですが、漢字を覚えるのが苦手な子は、

漢字を、図形や記号と同じように認識しているようです。

1000以上もの図形や記号を覚えるなんて、とても無理な話です。

漢字の成り立ちは、

象形文字、指示文字、会意文字、形成文字､転注文字、仮借文字

の「六書（りくしょ）」って習いましたよね。

音と意味をくっつけた形成文字が、漢字の約80%（だったと思いますが）、

その漢字の成り立ちを意識すれば覚えやすいですし、忘れにくくなります。

学習能力の中のひとつ、分析力のある子なら、

漢字を分解してその成り立ちを考える力があるでしょうから、

漢字を学習することが苦にならないはずです。

漢字を調べるとき、私は『新字源』を使っています。

その漢字の語源まで詳しく乗っているので、

ついつい読み込んでしまいます。

漢字は、分解し、その語源や成り立ちを考えながら練習すれば、

時間はかかるでしょうが、頭に残りやすくなります。

習った漢字は、文章を書くときに使うことです。

使わなければ忘れますし。

漢字の読みは、想像力と推察力も必要です。

暗記モノに思える漢字の学習にも、

学習能力である、分析力、想像力、推察力、分析力、論理的思考力などが

必要ですね。

この学習能力を鍛えたいのなら、

小学生の「学習能力を高める」コース　がおススメです。