都立高校一般入試の応募状況初日分が発表されました。

高倍率で相変わらず厳しい入試になりそうです。

安全圏に入って、合格ほぼ間違いなし！

という受検生が多いのですが、

年が明けて、冬期講習というよりも、

本人が本気モードに入り追い込み勉強の成果が出はじめたようで、

模擬試験の偏差値が、５も10も上がって、

過去問題集の得点も、みるみる上がって、

さて、志望校を上げても大丈夫か？

そのまま安全策をとるか？

そういう難しい状況に追い込まれている受験生も２，３名。

この成績アップが一時的なものなのか？

実力がついてきているのか？

入試本番で100%実力を発揮できるのか？

それも、私立併願なしで一発勝負、後がない。

こちらとしても、急激な変化のために判断に迷います。

「こんなに急に、やる気と偏差値が上がるなら、去年の秋ごろにしてよ！」

と言いたくなります。

都立高校は、合格最低点を公表してくれないから困ります。

倍率を見て合格最低点を予想してみても、数値が絞り込めないし。

その子の性格と日ごろの学習の様子からも、

入試当日の得点を読み切れないし。

その子の選択に従って、

残りの15日間、できるだけのことをしてあげるしかない。

自分が受検するなら、

自分の選択とその結果に自分で責任をとれば済むことですが、

塾としてアドバイスをするとなると、これはもうかなりの重圧です。

奇跡と感動のドラマなんて、テレビや映画だけで十分です。