小学生にも、中学生にも、

毎日10分～30分程度の家庭学習用課題を出していますが、

毎回きちんと提出するのは、学力の高い子ばかり。

こつこつ学習する習慣があるから成績がいいのでしょうから、

提出率が高いのは当たり前と言えば当たり前の話なんですが。

課題を提出することしない子、ますます学力格差が広がっていきます。

中学生より、小学生のほうが提出率がいいです。素直だから？

意外かもしれませんが､､､

中学受験を希望していない小学生のほうが、

宿題を毎回きちんと提出していますし、

たいがい学力も高く、学習姿勢もよく、

本当は中学受験に向いている子が多いです。

私立中学や都立中高一貫校を志望している小学生のほうが

課題を提出しませんし、「ホントに受験(受検)するつもり？」って子が多いです。

学力も学習姿勢も、中学受験に向いていそうにない子が受験をめざす傾向があります。

高校受験もそうですね。

実力のない子ほど、とんでもない高望みの志望校をめざし、

実力のある子は実力相応の、実力以下の高校を志望します。

どちらも、一見、皮肉な現象のように見えますが、

世の中よくできていますね～。バランスが取れていますね～。

どうしてそういう逆転現象が起こるのか？

学力の高い子や学習姿勢のいい子は、

自分の位置、身の丈、客観的に把握しているから、かもしれません。

自律(自立)的に勉強している、受験のために勉強を強要されている、

この違いもあるようです。

学文塾の小学生は、

中学受験する子と受験しない子が半々ですので、

こういった違いがよく分かります。

中学受験はしないけれど、

落ち着いてこつこつと勉強する、学力の高い小学生が多いですので、

塾としては、とても教えやすいですし、教えがいもあります。