「追い込まれないと、やる気にならない」

たいていの人はそうでしょうね。

やる気になったとしても、モチベーションはどんどん下がっていきます。

しばらくすると、何をめざしてしていたのか、すっかり忘れてしまいます。

ある目標に向かって計画を立て、毎日コツコツ実行していく。

着々と向上し、目標を達成する人との違いは、いったいどこに？

意志の強さ？　粘り強さ？　根性？

「追い込まれないと、何も身につかない」

ものすごいチャンスが目の前にあっても気づかず、

その大きなチャンスを、みすみす逃してしまいます。

では、どうすれば勉強の（仕事でも）やる気を維持できるのか？

いま「学文塾メソッド」の作成に取り組んでいます。

いろいろ試しています。自分ではうまくいくのですが、

子どもたちに応用しょうとすると、なかなかうまくいきません。

ですが、私の知っている限り、この方法しかありません。

これがただ一つの方法です。

なにも、全員に適用するつもりはありません。

この方法に適性のありそうな子にだけ、さりげなく取り入れていきます。

ギリギリのところまで追い込まれている子が、もっとも適性があります。

10人のうち、１人にでも２人にだけでも、

このメソッドを伝えることができれば、上出来だと思っています。

「何でも全員に平等に」　というのが大きな間違いですし、

そんなことは不可能ですから。