壁に余計な掲示物はありませんが、

塾の壁の正面、子どもたちのだれもが見えるところに時計はあります。

以前、時計は子どもたちの見えない教室の後ろにつけていました。

子たちが終わりの時間を気にして勉強に集中しないのでは、と思ったからです。

それは、こちらの勝手な思い込みでした。

個別演習に集中して時計を気にする子はほとんどいません。

入塾したての子は、ちらちら時計を見ていますが、慣れてくればそれほど気にしなくなります。

問題を解く時の時間制限や時間配分に利用するにはいいです。

「この問題は10分で！」というと自分で時間を意識しながら問題を解くようになりますので、集中力もつきます。

時計を見てあと何分と帰る時間を気にしても、時計の針が早く進むこともないですし、

時計を気にしている子は集中していないのがよくわかります。