ひらがなやカタカナの読み書きができる、かけ算の九九がスラスラ言える、そんな幼稚園児がいますね。

小学1、2年生なのに、がなり先取り学習している子もよく聞かけます。小学生で英検3級とか2級とかに合格する子もいます。

そんな幼稚園児や小学低学年の子が「すごいでしょ！」というようなそぶりをしても、私は心の中では「ハイハイ、ご苦労さん」と

思っています。それは、サルに芸を教え込んでいるのと同じで、本質的なところは何も理解できていないからです。現実には、

「いくら先取り学習しても小学6年になれば追いつかれてしまう」そうです。長い間教えてきて、そんな現実を目の当たりにし

実感しています。先取り学習するより、学年相当のことをじっくり深く理解して学習をしていく、これが一番です。