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なぜ?と考える力を鍛える方法

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なぜ?と考える力を鍛える方法

なぜ?と考える力を鍛える方法

2026/09/09

■「なに?」ではなく「なぜ?」を問われる時代に

・・・[わくゼミ]で心がけていることとは?

 

○小学生コースの『読解はかせ』は、日常の理科や社会に関する「なぜ?」を題材に、読解力を 養うテキストです。「そう言われればそうかも」と疑問を再認識する程度でしょうが、「なぜ?」と 疑問を持つことは、なかなか難しいものです。常識的に「そういうものだ」と思ってしまうもの。 取り立てて疑問に思ったりはしないものです。一方、「なぜ?」「どうして?」人は理由が気に なるもの、知りたくなるものです。論述や証明問題などでは、理由を書かなければ×ですし。

 

○近ごろの入試や学習では、「答えは何?」よりも「その答えになるのはなぜ?」と道筋を重視 する問題が増えています。「何がどうなった」ではなく、その現象や出来事が「どうしてそうな った」のか、資料などを読みとらせて考えさせる問題が主流になりつつあります。さらに難し くなれば、与えられた資料から受験生に問題提起自体をさせ、その前提に基づき、分析と 検証、さらには解決策を論述させるといった、実践的な問題も見かけるようになっています。 いわゆる探究型の学習、答えが一つに決まらない問題の解決法を見出していく学びです。

 

○「なぜ?」という疑問を持つには、多面的なものの見方や考え方、分析力や推察力などが 必要です。すぐに誰にでもできることではありません。「なぜ?」と問題提起し、その前提(仮定) を検証し、論理的に相手に伝わるように、相手を納得させるだけの論理性や説得力(文章力) が必要になります。計算のように「速く正確に答えを出すのが勉強」だと思い込んで学習して きた、それが身に沁みついてしまっている人にとっては、とっつきにくい学習だと思います。

 

○「なぜ?」を追究する学習。たとえば、歴史では、事件やできごとからその原因やきっかけを 逆にたどっていく。地理では、その地域である産業が発展してきた自然環境や地政学的な 観点から、その理由を考えてみる。回りくどく面倒な学習に思えますが、思考力や推察力な どの学習の土台を鍛えることにもなりますし、記憶にも残りやすい学習ができます。

 

〇わからなければ質問する。もちろん、それでいいのですが、質問の質が問題です。「この単語 の意味は?」そんなことは辞書で調べればわかること。「どんな質問をしてくるか」その内容で その子の学力レベルや学習姿勢などがわかります。思ってもみないような、こちらがとまどう ような質問は大歓迎!「どこで間違えたのか。どこで躓いたのか」それが自身で納得し、気づ くきっかけになるような質問でなければ意味がありません。自分が100%わからないことを 質問してもわかるようにはなりません。いわゆる「できる子」は、質問の質が違います。

 

○数年前、意外な質問を不意にしてくる中学生がいました。即答に困るような、言われてみれば なるほどと思うような、聞かれてみればわかっているつもりになっていたことを思い知らされる ような質問をしてきます。答えに窮することもしばしば。一応、教える側としてのプライドもありま すので、その場の思い付きで答えたり、適当に取り繕ったり、回答を次回に持ち越したりで、 ヒヤヒヤものでまったく怪しい限りでしたが、目いっぱい頭を使わされる楽しい時間でした。 理工系高校に進学しましたが、今でもきっと、いい質問をし、いい学びをしていることでしょう。

 

〇「なぜ?」と疑問を持ち、自分の頭で考えてみる。例えば、新聞記事の見出しやネットニュースの タイトルを読んだとき、「なぜその事件や出来事が起こったのか」を想像してみる。その推察が 合っているかどうかを記事を読んで確かめてみる。記事自体の怪しさにも気づくこともできる ようになるでしょう。わからないことはAIに聞けばすぐに答えてくれる時代です。その答えを 鵜呑みにしてしまう(だまされることも)時代です。自分の頭で考え、判断することが大切です。 そのためには、疑ってかかること。「なぜ?」といつも問いかける習慣を持つことです。

 

○現実問題として、学習する側も教える側も、「答えは何?」と手っ取り早く片づけたくなるもの です。すべての問題に対して、そうでなくても頻繁に「なぜ?」を求めていくと、時間がいくら あっても足りません。「どうして?」という質問を考え出すのもけっこう面倒で難しいものです。 授業の最後に「なぜ?」の疑問を残し、次回までの宿題にするものいいかと思うのですが、 子どもたちは(当方もですが)、その「なぜ?」と質問されたこと自体を、その場で忘れてしまい ますから意味がありませんが・・・。

 

わくゼミ]では、「頭の使い方を学ぶ」ことを心がけています。

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