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「小学6年になって中学受験しても間に合う?」

「小学6年になって中学受験しても間に合う?」

2022/06/08

小学6年からの私立中学受験 ぜひお問い合わせください

 小学6年生になってから私立中学受験をお考えになるみなさんは、

けっこういらっしゃるようです。

 中学入試のための受験専門塾に通っていて、

成績が伸びないから、授業についていけないから、

また、受験のための指導があまりなされていない塾の指導に

不安を覚えられて、小学6年生の保護者の方から、

6月、7月ごろにお問い合わせをいただくことがよくあります。

 

 当学文塾では、そのあたりの現状をよくお伺いしまして、

対応させていただいております。とくに、次のような点を重視しています。

 

 ○お子さん本人に、中学受験の意志があるかどうか

 友達が受験するから受験したい。それもありですが、

 保護者の方だけが私立受験を望まれていて、お子さん本人には

 その意志が希薄である。残された時間を考えますと、中学受験へ向けて

 その気にさせることは、かなり難しいことです。

 

 ○学校の勉強の基礎がしっかりできているかどうか

 さすがに中学入試ですから、小学6年の今の段階で、学校の授業内容の

 基礎力が身についていないようでしたら、かなり厳しいと思います。

 小学4年生、5年生くらいからなら、じっくり取り組んでいく時間があります。

 中学入試は、どの科目も6割くらいを、基礎的な問題を取りこぼさなければ

 合格の可能性が高くなりますが、問題を解くスピード、これが課題の子が多いです。

 

〇受験勉強をする時間があるかどうか

  習い事の予定がびっしりで毎日忙しい子が多いようです。

 こどもには無限の可能性がある、とよく言われますが、無限になんでも取り組める

 ということではありません。受験に絞り込んで、受験を最優先に取り組まない限り、

 難しいです。片手間で受験勉強ができるほど、中学入試は甘くはありません。

 

○志望校と今の実力の差がどれだけあるか

 目標を高く持つのはけっこうですが、実力と残された時間を考えてみても、

 あまりにも、実力とかけ離れた志望校をめざすと、まず失敗します。

 現実を突きつけられたお子さんには、大きなストレスが溜まって、

 中学受験どころではなくなってしまう。幣塾でも、そんな例を少なからず

 見てきました。後々のことを考えれば、怖いことです。

 11,12歳の子の心と体への負担、これが、中学入試のいちばんのマイナス面、

 それをいつも実感しています。指導するうえで、注意しなければならない点です。

 

○国語が標準的な力があるかどうか

 中学入試の国語の問題は文章が長いですから、制限時間内に

 長文を読み切る集中力があるかどうか、それに慣れが必要です。

 入試では、国語力そのものが問われますので、その国語力を身につけるには

 小学6年生になってから、入試までの短期間では厳しいものがあります。

 確かに、数か月で国語の偏差値を10以上、一気に上げる子もいますが、

 もともと実力を備えていて、ただそれを発揮できていなかった子か、

 国語の読解力のコツに目覚めた子です。国語力そのものが貧弱なお子さんは

 正直なところ、中学受験は難しいものがあります。

 

 上の5つがクリアできるようでしたら、6年の夏休み前からでも間に合います。

実際、毎年のように、6月ごろから、夏休み前から、9月という例もありますが、

入塾されて合格しています。

 

 転塾されてきたお子さんは、さすがに鍛えられていますから、

指導はしやすいのですが、幣塾の指導に慣れるのに時間がかかりますので、

早いに越したことはありませんが。

 実際、合格されたお子さんは、幣塾の指導力ではなく、前に通われていた塾で

基礎力をしっかり身につけてきたおかげと言わざるをえない場合もあります

 

 転塾されてくる理由はさまざまでしょうが、今のままで志望校合格は大丈夫かと

不安になられて、という場合が一番多いようです。

 でも、その前に。お子さんがいま通われている塾が気に入っているのなら、

そのまま通われた方がいいと思います。

 幣塾に慣れるのに、速い子で1ヶ月、遅い子だと3ヶ月くらいはかかりますので、

受験準備の時間がどんどん少なくなりますから。

 

 上にも書きましたが、当学文塾では、個別相談や無料体験学習で、

そのあたりのご事情などをお伺いして、お受けしたほうがいいのか

判断させていただいております。

ですので、難しいと判断した場合には、お断りする場合もございます。

 

 それに、当学文塾では、トップ校や上位校の私立中学の受験指導は

得意といたしておりません。中堅校レベル以下を狙うお子さんを個別指導で

着実に実力が身につくように鍛えて、志望校合格を勝ち取る指導を得意としています。

 

 毎月、志望校判定テストを実施し、受験科目の弱点を診断→補強していきます。

その子の実力と志望校の出題傾向に合ったテキストを使用し個別指導します。

受験専門塾の一斉指導に向かない、ついていけない受験生のみなさんには、

ぜひお勧めいたします。

 

 最後に、長くなりまして申し訳ございませんが。

 

 受験にチャレンジさせて、失敗してもダメもと。本人のいい経験になる。

 少しも勉強しないから、受験勉強をさせて学習の習慣をみにつけさせたい。

 そういった軽い気持ちで、保護者の皆様がお子さんに受験させられることは

 お勧めできません。

 

  大人から見れば、私立中学受験なんて、大したことでもなく、いい経験になって

 別に損になることもないことのように見えますが、小学6年のお子さんにとっては、

 いっぱいいっぱい。大げさでなく、今までの人生最大の試練、毎日の生活のすべて

 ということになります。

 

  大人になってからみれば、夏休みの宿題なんて、

 やってもやらなくても大した問題ではなかったように思えますが、

 その当時は、とんでもなく大きな問題、人生最大の危機のように感じていたのでは?

 夏休みの最後の日、泣きながら取り組んだのでは?(私のことです)

 

  小学6年生の年齢で、もし受験に失敗すれば、そのダメージははかりしれません。

 いわゆる、燃えつき症候群、合格しても失敗しても、体力と気力を使い果たすのが

 中学入試です。中学生になって、勉強に対して意欲も関心もなくしてしまう。

 まったく気力も自信も感じられない、抜け殻状態。

 

  そういう子が、よく無料体験学習にこられますが、お話を伺ってみると

 そのほとんどがこういったケースです。不登校の子にも多いです。

 

  ですから、受験するなら、絶対に失敗は許されない。

 それくらいの覚悟が、お子さんにも保護者の方にも必要だと思います。

 

  繰り返しになりますが、その燃えつき症候群でもっとも多いのは、

 お子さんの実力とかけ離れた中学校を、本人の意思とは関係なく

 受験させされたお子さんです。

 

  私立中学受験のためだけの、それ一辺倒の心の余裕の持てないたたきこみ指導。

 そういった指導の場合のほうが、失敗すれば、中学では燃えつき症候群で、

 すっかり学習意欲をなくす、不登校になることも。その傾向が高いように思います。

 

 当学文塾では、そんな私立中学受験指導はしたくはない。それが本音です。

ですから、受験専門塾から転塾されてくるお子さんや保護者の方には、

幣塾の受験個別指導が、きっと生ぬるく思われるに違いありません。

私立中学受験で、将来のある小学6年生をつぶしたくない。

そんな思いで指導をしています。

 

 トップ校や上位校は望めないかもしれません。しかし、中学に入学してから

燃え尽きない。学習意欲や学習習慣をしっかり身につけさせて送り出したい、

そう思っています。それは、中学生の高校受験指導でも同じです。

 

 たとえ、最下位で、補欠で合格しても、進学先で熱心に勉強して上位に浮上する

小学生や中学生を送り出している。そう信じています。もちろん全員ではありませんが。

それが当学文塾の、自立型学習をめざす個別指導の指導理念です。

 

 当学文塾の「私立中学受験コース」につきましては、こちらをご覧ください。

     ⇒「私立中学受験コース」

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