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いい勉強をするには、集中力とやる気が大切!・・・でもどうすれば?

いい勉強をするには、集中力とやる気が大切!・・・でもどうすれば?

2021/12/10

やる気や集中力を高めるには?

 やる気が起きないから勉強しない、のではなく、勉強しないからやる気が起きないのでは?

 「いい勉強の仕方」(その2)です。

 

○ 集中力は15分、50分、90分が限界?

 仕事や勉強に集中できる持続時間は、せいぜい15分が限度とか、

50分、いや90分だから、その合間に休憩をはさむのがいい、

などとよく言われます。そういう情報を耳にすると、そういうものなのか、

と思いこんでしまうものです。

 

 効率がどうとか、能率がどうとか、そういったことばかりが気になり、

肝心の勉強や作業がはかどらない。いっこうに手を付けようとしない。

「〇〇勉強法」などの情報収集マニアと同類です。

 

 学校の授業時間が、45分か50分、大学の講義時間は90分

となっているのはそのためなのでしょうか?

そんな学校生活を繰り返していますと、そのリズムが身についてしまいます。

 大好きなゲームだったら、集中力は15分が限度だから、

といってあっさり休憩に入ったりするでしょうか。

保護者の方は、お子様にそうであってほしいと思われているかもしれませんが。


 

〇 自分で自分の限界を決めてしまっているのでは?

 弊塾の自習スペースで、テスト対策の勉強などをしている中学生や高校生の

みなさんの様子をこっそり見ていますと、普段の個別学習のときより、

長時間集中して勉強している人が多いように思います。

自学自習の習慣がついているから、というのではなく、そうあってほしいものですが、

定期テスト直前ということもあり、勉強する目的もはっきりしていますから、

集中して学習するのも当たり前と言えば当たりまえでしょうが。

 

 もう一つは、人に教えられたり、強制されて勉強するより、

自分のペースで自分なりに勉強するほうが気持ちが乗るのでしょうね。

しかし、テスト前補習などの際には、自主的に参加していても、

家から強制的に追い出されている人も多々いるでしょうが、

通常授業の2時間、といったように、はじめから時間を決めてしまっている、

という子が多く、ちょっと残念です。塾の普段の授業時間が2時間ですので、

条件反射的にそうなっているのかもしれません。

そう考えると、通常の授業時間を制限してしまっていることにも、

問題があるのかもしれませんが。

 

 わりと勉強の苦手な子ほど、時間を制限して勉強しています。

成績のいい子は、何時間でも平気で勉強しています。

 

 

〇集中力の向上と持続には、法則もマニュアルもありません。

 どれくらい集中して勉強や仕事などができるかは、

その内容や意欲にもよるでしょうし、人それぞれでしょうね。

勉強や仕事や作業に取りかかり、すぐに集中モードに切り替わる人もいれば、

なかなか時間のかかる人もいるはずです。

 

 「集中力は〇〇分が限界」そういった情報を信じ込んで、

せっかく、乗ってきたのに中断してしまう。せっかくのめり込んで作業をしているのに

お昼の12時になったから中断するようなもの。いったん中断したものを再開するにも、

けっこうエネルギーがいるものです。

 

  学校の中間・期末テスト対策の勉強や入試対策などの勉強もそうです。

かってに勉強時間の限界を決めてしまっているのでは?

今までは、1科目5時間しか勉強しなかった。今回は8時間勉強してみよう。

やってみたら、あっさりできた。なんてこともよくある話です。

 

 自分で自分の限界を決めてしまわないほうがいいでしょうね。

勉強方法も、勉強時間も、実際にいろいろ試しながら、

自分なりの法則のようなものを作っていければいいのでしょうね。

 

 「自分はこういう性格だ」そう思えば、そうなってしまいます。

脳は頭が悪いですから、そう思いこんだら、そのように行動するように

指令を出すようです。セルフコントロール、マイナスイメージを持つと

そのままマイナスの結果がでてしまう。だからといって、

根拠のないプラス思考もやっかいなものですが。

 

 

〇 私も、中学高校のときは集中力がありませんでした・・・。

すぐに他のことに気をとられる。大人になっても、それは、直るものではありませんが、

たとえば、難問を解くとか、原稿を書くとは、できれば避けてしまいたいことでも、

取りかかると、時間を忘れてやっていますし、中断されることがいやなので、

じゃまされない空間で作業したり、電話のコンセントを抜いておいたりします。

何か面倒なこと、どうしてもやらなければならないことは、取りかかるまでが

たいへん。でも、動き始めれば、すいすいと進んでいくものです。

 

 

〇「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」

  アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの有名なことばです。

言われてみればなるほど、です。

感情が行動に影響を与えるのか、行動が感情を変えるのか。

感情が先なのか、行動が先なのか。

 

 朝からイヤな気分だと、その日1日なにをやってもうまくいかない。

朝から、ちょっといいことがあってハッピーな気分だと、

その日1日もすいすいうまく事が運んでいく(ような気がします)。

たとえ、その日1日の成果が同じであっても、達成感や充実感が違ってくるものです。

 

 上のことばを、むりやり勉強に置き換えてみると。

「勉強が嫌だから勉強しないのではない。勉強しないから勉強が嫌になるのだ」

 

 

〇まずは行動に移せば勉強もはかどる!?

 

 気分が乗らず、やる気がおきない状態で、勉強や仕事を始めてもはかどりません。

集中力も続きません。ミスも多くなります。

 

 では、気分や感情を高めてから、仕事や勉強に取り掛かろう。

でも、その気分を、やる気を盛り上げるのが大変ですよね。

例えば、道をゆずる。落ちているゴミを拾う。ほんのちょっとした行動で、

すごくハッピーな気分になりません? 

ほんのちょっとした行動が、気持ちを大きく変えるものです。

そうすると、作業でもなんでもはかどるものです。

 

 イヤイヤ掃除を始めた。いつの間にか気分が乗ってきて、

他のところも気になり始めて予定外のところも掃除を始めた。

ピカピカになるまで磨いてきれいにしてしまった。

 

 大嫌いな勉強もそうなのでは?

とにかく、どの科目でも、なんでもいいから手をつけてみる。

いやいや始めた勉強でも、気がつくと、時間のたつのも忘れて熱中していた。

「やる気が起きないから勉強しない」、のではなく、

「勉強しないからやる気が起きないのでは?」

 

 繰り返しになりますが、やる気を起こそうとしないで、

とにかく、なんでもいいから勉強に手をつけてみる。

行動が先。やる気はあとからついてくるものだと思います。

 

 

〇集中力もそうかもしれません。

「楽しくない勉強だから、時間を限ってしまう」のか

「時間を限ってしまうから、いつまでも学びの楽しさを実感できない」のか。

のめり込むほどやらないから楽しくない。いやいやながら始めたことでも、

やっているうちにいつの間にかのめり込んで、熱中し、時間のたつもの

忘れてしまっていた。こういう経験は誰にでもあるのでは?

 

 もう一つ、

そこに座れば、いやでも勉強せざるをえない気分になる場所があれば、

なおいいでしょうね。学文塾には、その環境が整っております。

以上、宣伝でした。。。

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