☆ どうすればいい? 就職採用試験で試される小論文や作文
2021/06/03
■就職に小論文や作文はつきもの!?
■「小論文なんて書けない」とお悩みの就活生のみなさん
だいたいどこの企業でも就職採用試験で、
小論文や作文を課されることが多いようです。
数十年前、ある会社に内定後、作文を書かされ、
なんとかかんとか、書き上げた覚えがあります。
どんなテーマだったのかは忘れましたが、
書いた内容はうっすらと記憶に残っています。
その場で、テーマを与えられ、
制限時間の中で書き上げなければならない。
時間切れで、尻切れトンボになることだけは避けなければ。
そう考えると、焦るばかりでよけいに書くことが思い浮かばない。
書きながら、内容が気に入らないから、うまく書けないから、と、
消して書き直す余裕もない。しかたなく書き続けてみるものの、
いったい何が書きたいのか、何を書こうとしているのか、
自分でもわからなくなってしまう。
小論文の練習でこんな経験がありませんか?
そこが、小論文や作文のやっかいなところですね。
普段から書きなれていない人なら、特にそうでしょうね。
小論文や作文が得意で、いつもすらすら書ける人がうらやましい。
しかしそんな人は、めったにいないと思います。
書き慣れた人でも、人知れず?苦労して書き上げているのだと思います。
でも、高校や大学の推薦入試と同じように、就職採用試験では
小論文や作文は必須。今後の生活がかかっていますから、
採用通知をもらうためには避けて通ることはできない。
なんとか小論文の形に見えるようなモノを書けるようになりたい。
就職のための小論文の書き方の本を書店で買ってきて読んでみる。
模範例文を読んで、なるほど、とは思うけれども、
ではいったいどうすれば、例文のような文章が書けるようになるのか、
そんな手っ取り早いノウハウは書かれていない。
例文を読んですぐに同じレベルの文章が書けるようになることは、
決してありません。『畳の上の水練」泳ぎ方のノウハウを習得しても、
練習しなければ泳げるようにはなりませんし。
■小論文は難しい?
作文と違い、小論文にはある一定の型があります。
テンプレートのようなものだと思えば、それにあてはめて書いていけば、
小論文らしきモノは完成します。その型を身につければ、
文章を書くこと自体はそれほど難しいことではないと思います。
しかし、与えられたテーマに関する内容となると、
自分の意見や考えの深さや、ユニークさが求められます。
その場で即興で考えが浮かんでこない。
あるいは、
テーマに対して賛成、反対の両方の立場の考えが頭に浮かび、
いったい、どちらの立場で書けばいいのか、収拾がつかなくなる。
そのどちらかではありませんか?
考えを深く掘り下げるための、また、多面的なものの見方を身につけるための
トレーニングをしたところで、その能力が一朝一夕に身につくものではありません。
日ごろの取り組みや習慣化が必要です。
「小論文の書き方を教えて」と、入試の1ヶ月くらい前に、
駆け込んでこられる高校受験生や大学受験生のみなさんが結構いますが、
それなりの形の小論文が書けるようになっても、
自分のしっかりした考え方や、内容の深いモノを書けるようになるには、
1か月ではとても時間が足りません。
しかし、英会話などの学びとは違って、小論文を書く練習は、
毎日こつこつと取り組まなければならない、といったものでもないと思います。
就職試験までに時間的に余裕があれば、の話ですが。
わくゼミ☆テーマ別講座の「小論文・作文講座」では、
週1回60分~90分の指導でも十分です。
自宅で課題に取り組んだり、社会のできごとやニュースに関心をもつなどと
いったことには、コツコツと取り組んでいただいておりますが。
提出していただいた課題に対して、総評やコメントを書く当方としては、
何度も読まなければなりませんから、他の科目の指導に比べると
圧倒的に時間と手間と労力が必要になります。ですから、この講座は、
人数を制限し、ごくわずかな人にしか指導しておりません。
■小論文のよくある思いちがい
✖ 小論文は、難しい言葉や表現を使って書かなければならない。
これを意識しすぎると、ぎこちない文章になったり、
意味不明の文章になったりします。当然書かなければならない漢字を
ひらがなで書いたりするのは問題でしょうが、
小学5、6年生でもわかるくらいの易しい表現で十分です。
✖ テーマに対して、自分の意見や考えを幅広く書かなければならない。
1つのテーマに対して、いくつもの内容を盛り込んで書いてしまうと、
浅く焦点がぼやけた内容になってしまいます。
一点集中で、深く掘り下げて書くことが大切です。
自分の考えを掘り下げていく、同時に多面的なものの見方を身につける、
日ごろの練習が大切です。
✖ 常識的な内容を書かないと嫌われてしまう。
誰にでも受け入れてもらえる内容を書かなければならない。
こんなことを書いたら、ふるい落とされる。バカにされる。
それはありません。ユニーク性が求められています。
他の人と同じ、常識的なことを書いていても、
読む方にとっても、おもしろくもなんともありません。
小論文や作文では、採点者受けを狙うより、
自分独自のユニークな意見や考えのほうが評価が高いものです。
誰でも書くような内容では目立ちません。
アピールできず他の人の中に埋もれてしまいます。
自分の意見や考えの根拠や理由がしっかり書いてあれば、
どんな意見や考えを書いても大丈夫です。
しかし、他人と違った考え方ができるかどうか。そこは難しいものですが。
✖ 小論文の書き方だけを教えてほしい。
前にも書きましたが、小論文には型がありますから、
それに当てはめていけは、小論文らしいモノは書けるでしょうが、
自分で書いた文章が、いいのか良くないのか、
その判断は自分ではできないでしょうね。
正解や採点基準が審査内容により異なっていたり、
明確でなかったりするのが小論文ですから。
ですから、読んでもらえ、添削してもらえ、コメントをもらえる人を
見つけることです。できるだけ、ほめてもらえる相手を見つけましょう。
■小論文の初歩から学びたい
そもそも、小論文と作文のちがいが、はっきりとはわからない。
小論文の書き方以前に、文章を書くこと自体に自信がないし、
普段から誤字や脱字が多い、文のつながりが悪く、
小学生の低学年の文章と言われる。むかしから作文を書くことが苦手。
だから、文章を書く基本から身につけたい。
小論文や作文を書くのも、その練習をするのも、
時間と手間と労力がかかります。書き始めようと取り掛かるには、
勇気?とエネルギーが必要です。だからいつでも後回し。
しかし、小論文が試される時間はどんどん迫ってくる。
「小論文の書き方がわからない」と嘆いているだけでは、
いつまでも躊躇しているだけでは、先へは進めません。
■小論文の練習をはじめよう!
まずは書いてみよう!
そして、誰かに読んでもらおう!
この第一歩を踏み出すことが大切でしょうね。
とにかく、書くことに手をつけることです。
苦手なことや面倒なことに手をつける。
その一歩を踏み出すのがたいへんですよね。
けっこうエネルギーや勇気がいりますよね。
しかし、がんばって続けていれば、おそらく、2、3回の練習で、
書くことに対しての抵抗感が薄らいできているご自身に気づくはず。
弊塾で小論文や作文の指導を長年続けてきた経験から、
それは確信をもって言えます。
高校推薦や大学推薦の受験生みなさんのほぼ全員が、そうですから。
テーマ別無料講習やテーマ別講座に参加するみなさんですが、
はっきり申しまして、はじめは、小論文にも作文にも、
文章にもなっていない人が多いのですが、2回3回と書き直しているうちに、
みるみる上達していきます。それが、自身にも実感できるようで、
みるみる自信を身につけていきます。何も言わなくても、
自宅で書いてきて提出する人もいます。
書くことは大変です。楽しいとまではいかないまでも、
書くことに対して確実に抵抗感は薄らいでいくようです。
上り坂を自転車で漕ぎ出すには、ものすごいエネルギーが必要です。
練習を始める前にはその上り坂が、実際より遙かに急にみえてしまっているはず。
でも、実際にこぎ出してみれば、たいした登りでもなかったことに気づく。
そのうち、平地のように思えて、すいすい進めるるようになる。
下り坂に感じることはないにしても。ちょうどランニングハイの状態に?
書くことは確かに楽ではありません。
いくら練習しても、到達点がありません。正解も完璧もありません。
果てしのない階段を上っていくようなもの。
でも、苦しい練習だからこそ、そこに充実感を見いだすようになる。
自分の語彙力の足りなさや表現のつたなさに気づかされ、それを補おうとする。
そうなれば、あなたの小論文や作文、文章を書くことが飛躍的に上達します!
学文塾がそうなることを保証します。
高校や大学の推薦入試の、就職採用試験の小論文や作文でお悩みの皆さん、
そんなみなさんの第一歩を後押しして差し上げます。
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学文塾
東京都足立区一ツ家2-20-10 ウィンザーパレスA-105
電話番号 : 03-3850-7714
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