☆ 地頭力(学習能力)を身につけ、伸ばすには?
2021/01/30
おまけに宣伝です・・・当学文塾の「学習能力(地頭力)を高めるコース」
地頭のよい子、学習能力の高い子 その特徴は? (その2)
前回の「地頭のよい子、学習能力の高い子は成績がいい! 」の続きです。
■地頭のいい子、学習能力の高い子の特徴は・・・
○算数や数学の文章題や図形の問題が得意です。
とくに、図形などの証明問題は、論理的思考問題そのものです。
文章題でも、文章を区切りながら式をたてていきます。
適当な数値に置き換えて式を導き出し、それを文字式に置き換えることができます。
文章を分析し、具体化し、表や数直線に表して解きます。
とにかく手を動かし書きながら解いていきます。
地頭力の弱い子は、問題をただ眺めているだけです。頭の中だけで解こうとします。
○国語や英語の長文問題を苦にしません。
分析力を発揮し、長文をフレーズごとに区切り意味をとらえていきます。
前後の脈絡を考えながら意味を考えていきます。
地頭力の弱い子は、その部分だけを訳そうとしますから、 前後のつながりを
考えませんし、それで文脈を理解したつもりになっています。
○社会や理科の、表やグラフを読みとりその特徴を読みとることができます。
「歴史や地理は暗記モノ」という子は、地頭力が貧弱なのか、 その力に目覚めて
いないか、なのでしょう。歴史の流れを因果関係でとらえることができます。
地理でも、自然や環境と人間の経済活動などを関連づけて考えることができますから、
丸暗記することが少なくなります。知識が少なくても、その知識を上手に活用できます。
○国語や英語の文構造を論理的に理解することができます。
ですから、文法も文構造もすんなり理解できます。もちろん、英作文もすらすらです。
○漢字や英語の単語を、1,2回の練習で覚えてしまいます。
漢字では、偏と旁に分けて考えてたり、その漢字の成り立ちを考えたりして
学習しますから、頭に残りやすいですし、書き間違えもめったにありません。
10回、20回と書いて練習する手間と時間が省けます。暗記に頼ることはありません。
英語の単語も、フォニックス学習でアルファベットの文字と発音を結び付け覚え、
派生語も一緒に覚えたりできますから、どんどん身についていきます。
○日本語でも英語でも、文章を読んで理解するとき、語彙や単語の意味が解らなくても、
論理的思考力や推察力を発揮して、文意は話の流れを把握していくことができます。
ということは、語彙力や単語力は、少なくても大丈夫ということ。
語彙学習や単語学習の労力が少なくて済みます。
○ケアレスミスが少なくなります。
「ケアレスミスさえしなければ、もっと点数がよかったのに。」いいえ、
ケアレスミスは、思考過程が論理的でないからです。惜しくも何ともなく、
致命的な欠点になります。
○ものごとを一面からではなく、多角的に見ることができます。
ですから、小論文や作文を書く上で、与えられたテーマを多方面に展開して
いけますので、自分の意見が明確で、中身の濃い文章が書けるようになります。
「テーマが展開できない。書くことに行きづまる。」
それは、この多面的なものの見方ができないためです。
■地頭力、学習能力に優れている子は・・・
○きっかけさえつかめれば、成績が一気に上がります。
そのきっかけがつかめず、宝の持ちぐされ状態の子がけっこういます。
勉強のきっかけがつかめないお子さんは、ぜひ学文塾へどうぞ!
(さりげなく塾の宣伝・・・)
○地頭力が身についているのですから、学習能力を試す問題が数多く出題される、
都立中高一貫校の適性検査や、都立高校入試問題、大学入試改革にも、
しっかり対応できます。
○授業中に、核心を突くような、予想もしていない質問をしてくることがあります。
(ここだけの話ですが、ごまかしてお茶を濁すのにたいへん。焦りまくります)
○「勉強方法がわからないから」と聞かれ、その勉強方法を教えても、頭では理解しても、
ほとんどの子は、なかなかその通りに実行できないものです。
地頭力や学習能力に優れている子なら、その学習方法をたたき台にして、
自分に合った勉強方法に改善して身につけてしまうものです。
■地頭力や学習能力を身につけるには・・・
地頭力や学習能力が、一朝一夕に身につくものではないことは、容易に想像できると
思います。あまりにも漠然としたものでしょうし、学校の勉強と違って、どんな学びを
すればいいのか、も見当がつかないでしょうね。学校では、思考力や表現力を試す問題が
少しずつ増えてきているようですが、わずかな単発的な問題学習では、地頭力や学習能力を
鍛える学習にはならないと思います。興味を持つ子が出てくる可能性はありますが。
やはり、日ごろの生活の中で、身につけていくものでしょうね。
そういう学びの環境の中で時間をかけて身に着けていくしかないでしょうね。
お子さんの目先の学校のテストの点数や成績に、一喜一憂してしまいますよね。
でも、長い目で見れば、学力の土台となる地頭力や学習能力も身につけていくほうが、
小学高学年や中学生や高校生になってから、それに社会に出てからの成長の度合いが、
まったく違ってくるに違いありません。
ですから、小学生のうちに、それも、低学年の内から、地頭力や学習能力を、
こつこつと身につけていく環境を整えてあげるのがいいと思います。
まずは、周りの大人のみなさんが、そのあたりの意識の切り替えをすることが、
必要だと思います。
高校でのアクティブ学習、大学入試改革による思考力や表現力が試される問題、
それに昨今の企業の採用試験問題、それに新型コロナで激変する社会に対応する力、
想定外のできごとに対処できる能力こそ、この地頭力だと思っています。
目まぐるしく変化する社会の中で生き抜く力を、小さいときから身につけていくことを
お勧めします。目先の結果ばかりに捕らわれないで、先を見据えた学びも大切です。
もう、昔の勉強とは違ってきています。
■当学文塾の小学生「学習能力(地頭力)を高める」コースでは・・・
学校の授業だけではもの足りないと思っている標準的な学力をお持ちのお子さんに、
地頭力や学習能力を鍛えるための専用テキストを併用して指導しています。
学校の学習内容に準拠したテキスト学習より、一見、難しそうに感じますが、
このコースのみなさん、楽しそうに学習しています。
小学生の学習意欲や向上心を侮ってはいけません。それをうまく引き出していくことが
当学文塾の指導の第一の目標です。
もともと、国語の読解力や作文、小論文指導を得意としていますので、
記述力や表現力をのばす指導のノウハウには定評があります。
調べ学習、要約学習、まとめ学習など。とにかく、頭の中だけで考えるのではなく、
手を使って、書いて解くことを徹底しています。
地頭力や学習能力を鍛える思考力学習に、ご興味ご関心をお持ちになりましたら、
ぜひ、当学文塾にお問い合わせください。無料体験学習や個別相談会で、
どのようなテキストを使って、どのように学習しているのか、
ぜひ保護者の皆様やお子さまの目でお確かめ下さい。
個別相談会や無料体験学習のご予約を心よりお待ちしております。
■でも、知頭力や学習能力が高いことによるデメリットもあります。
どんなことにでも、いい面と悪い面があるように、地頭力や学習能力にも、
マイナス面があります。塾を34年もやっていますと、様々な子を見てきました。
今も昔も、地頭力や学習能力に優れた小学生や中学生のお子さんには、
ある共通の弊害がみてとれます。そのまま、高校生や社会人になると、
その弊害がますます増幅していく。修正が効かなくなる。
そういう例もよく見聞きします。
なにごとも、ほどほどがいいのかもしれません。
そういった話は、またの機会にでも。
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学文塾
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