地頭のよい子、学習能力の高い子 その特徴は? (その1)

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☆ 地頭のよい子、学習能力の高い子は成績がいい!

2021/01/28

そもそも、地頭力って? 学習能力って? どうすれば、地頭力や学習能力が身につくの?

地頭のよい子、学習能力の高い子 その特徴は? (その1)

■「地頭のよい子、学習能力が高い子、がうらやましい・・・」

 

 私、こんな時代に小学生や中学生、高校生をやっていなくてよかったと、

つくづく思います。私らの小、中、高校生のころは、知識の詰め込みや暗記だけで、

時間をかけてがんばれば、私は一夜漬けを得意としていましたが、

なんとかかんとか、点数が取れていたのですから。

 

 今のように、思考力や分析力、発想力や表現力などの学習能力や地頭力が

試されるようなテストや入試だったら、悲惨な結果になっていたことは間違いなし。

学習塾を35年やっていますから、そのことをますます実感しています。

 

 このごろ、地頭力、学習能力、思考力、表現力などといった言葉を

よく耳にされません?大学入試改革初年度の「大学入学共通テスト」では、

思考力や表現力を試す問題が増えたようです。

都立中高一貫校の適性問題はもちろんのこと、私立中学入試や都立高校入試の問題

などにも、学力だけではなく、学習能力を問う問題が、ふんだんに盛り込まれる

ようになりました。基礎知識などの学力よりも、学習能力や地頭力のほうが

注目を集めるようになっています。

 

 小学生や中学生のとき、たいして勉強してなさそうなのに、

テストではいつも90点以上取っている子っていませんでした?

ひそかに勉強しているようでもないし、「どんな勉強をしているの?」

と聞いても「特に何もしていない」という返事が返ってくるだけ。

こちらが必死でいくら勉強しても勝てない。もうやってられない。

記憶力も最悪だし、授業を聞いてもよくわからないし。

「アイツは頭がいいから」とうらやましい限り。

 

 

■当塾でも地頭のいい子、学習能力の高い子が、たまにいます

 

 A君は、学校の中間期末テストでは30点、40点なのに、

実力テストや志望校判定模試などでは、いつも偏差値が60点以上。

どう想像してみても、がつがつ勉強しているようでもない。

家庭での勉強時間も多くなさそうなのに。

 

 Bさんは、学校の定期テストでは、いつも80点、90点以上で

学年の順位も1けた。内申点もほとんどが「5」。

でも、実力テストになると偏差値は50くらい。

 

 才能型と努力型の違い、と一言で片づけるのは簡単でしょうが、

その差はどこにあるのでしょうね。できれば、勉強しなくても、

いい点数や偏差値をとりたいですよね。

いわゆる「頭がよくなる」にはどうすればいいのでしょうね?

 

 都立中高一貫校の適性検査に合格する小学生のみなさんも、

小学4年生くらいの段階で、こちらが驚くほどの地頭力を発揮します。

こちらが質問すると、打てば響くような、期待した通りの、

期待以上の答えが即座に返ってきます。

教えていて、こちらのほうが、たじたじになることも・・・。

 

 

 ■「あの子は頭がいいから」  

 

「頭がいい子」って、記憶力がいい子のこと? 理解が早い子のこと?

たまにそういう子がいるかもしれませんが、それよりも、

地頭力、つまり、論理的思考力、分析力、推察力、それに表現力など、

いわゆる学力を積み上げていく上の土台となる学習能力に優れている子の

ことだと思います。こちらの三角形の図が参考になるかもしれません。

「学習能力(地頭力)を鍛えるトレーニングとは?」

この地頭力、つまり学習能力の土台が貧弱ですと、

その上に知識などの基礎学力を積み上げていく量も少なくなります。

土台が弱いと不安定になりますし。

この地頭力、学習能力を鍛えて土台を大きく盤石なものにすれば、

学力を高く積み上げていくことができますよね。

 

 

■地頭力、学習能力が弱ければ・・・

 

 参考書や問題集で自学自習ができません。学校の授業の予習もできません。

「家庭学習を」と、いくら言っても無理です。アクティブラーニングも無理です。

その子が怠け者だから、ではありません(そうかもしれませんが・・・)。

そういった学習の土台になるのは、地頭力や学習能力なのですから。

その能力が貧弱だと、自学自習や学校の授業の予習などをやろうと思っても、

うまくいくわけがありません。  

 

 世間には『○○勉強法』という類の本がたくさん出ています。

思わず買ってしまいたくなりますよね。買ってみて、読んでみて、

その上、試してみて、まで実行する子は、数少ないとは思いますが、

やはりうまくはいかないと思います。

それは、上の理由を繰り返すまでもないと思います。

 

 少し話がそれますが、大人になれば、どんどん経験を積み上げていき、

地頭力や経験値による対処法や問題解決法を身についていきます。

その大人の基準で、子どもたちに、年齢不相応の地頭力や学習能力を強要しても

どうでしょうね。酷なだけなのでは? 

ついつい、大人の基準で、大人の問題の解き方で、子どもたちに問題を考えさせ、

解かそうとする。けっこうやってしまいがちです。

その子の学習能力に合わせて、その子の視線に合わせて学習を進めていく。

勉強の内容を教えるより、このことのほうが、はるかに難しいですね。

いつも失敗して、あとで一人反省会をしています。

 

 では、地頭のいい子、学習能力の高い子の特徴は?

どうすれば、地頭力や学習能力を鍛えることができるのか?

それは、次回に続きます。

☆ 地頭力(学習能力)を身につけ、伸ばすには?