小5の6か月間で、小6の3か月間で、偏差値40代前半から50台に、45程度から55程度に、

偏差値を10上げることは、それほど難しいことではありません。

その子の学力レベルに合わせた教材で指導することを間違わなければですが。

 

　その子のレベルより、かなり高い教材を選んで指導してしまうものです。

高いレベルで教えれば、その子の学力レベルも高いレベルに到達する、

と思い込んで、まったく成績が上がらない。

あるいは、在籍している学校のレベルで、その子の実力を過大評価してしまい、

ﾚﾊﾞﾙの高いテキストを使って指導する。

昔、今もそうですが、ついついやってしまう、私の苦い失敗経験です。

 

　学文塾では、できる限り、その子のレベルに合わせたテキストを使いますs

その子のレベルに合った問題だけを選んで解いてもらうようにしています。

 

　書店などで参考書や問題集を選ばれる場合でも、

欲張って？その子よりレベルの高い問題集を選んでしまうものです。

80%程度すらすら解ける問題集で、残りの20%を確実に理解するほうが、

楽ですし、やる気も持続します。

 

　47の都道府県の40は知っていて、残りの7つを覚えるのと、

20しか知らず、あと27覚えるのとでは、モチベーションが違います。

 

　テストでも、いつも80点くらいの人が、残りの20点を取ろうと頑張りますから、

ますます点数が上がります。

40点の子が、60点をめざすモチベーションとは、明らかに誓います。

 

　「こんなことはわかっている」「簡単にスイスイできる」と

やってもみないで、そう思い込んでしまって基礎学習をおろそかにする、

勉強だけでなく、仕事でもトレーニングでも、ついついやってしまうことです。