学文塾では、定期テスト対策補習は、日曜日だと最長8時間です。

昔は、朝の8時ごろから夜の11時ごろまで、ぶっ通しでやっていたのですが、

近ごろは、そういったやる気と根性のある子は、めっきり少なくなりました。

私の体力と気力の衰えもありますが･･･｡

 

　夏期講習や冬期講習は、１日６時間から８時間程度、期間も36日間、16日間など、

学校の休みに合わせて、めいっぱいスケジュールを組んでいます。

自分の壁を越えるきっかけになってほしい、という願いも込めて、です。

 

　学文塾に入塾された小学生のみなさんは、

「100分~120分、こんなに集中して長時間勉強したことはない」

と、最初は思ったでしょうね。それが、慣れてしまうと平気でこなせるようになっている。

中には、なかなか慣れきれずに、慣れきってしまって、かえってダレている子もいますが･･･｡

 

　何ごとも「できない」とすぐにあきらめてしまう癖をつけてしまうか、

自分の限界を乗り越る経験をして、充実感や高揚感からやみつきになってしまうか、

先々、得るものの量は、大きな差になってくるでしょうね。

根性や気力で乗り越えるのではなく、むち打たれて乗り越えるのでもなく、

乗り越える時に味わえる充実感と高揚感、一度味わうと、きっと病みつきになります。

そうすると、次々に壁を乗り越え、自力でステップアップしている自分に気づくはずです。

 

　私は、遠くて高い目標を持つことは好きではありません。

それに向かって、長く苦しい努力を続けることが苦手だからです。

目の前の障害物を乗り越えるだけ。はしごを使って、高いところまで上っていくより、

一段一段、階段を上っていくほうが、少ない労力ですむような気がしますし。

1歩1歩、階段を上っていくうちに、いつの間にか高いところまでやってきている。

振り返ってみたその瞬間の、達成感と充足感がたまりません。

はしごを使うのと、階段を上るのと、結局は、同じエネルギーを使うのかもしれませんが、

なにより、ワタクシ、高所恐怖症なものでして｡｡｡

また、とりとめのない私事になりました。次はもっと、とりとめのない私事です。