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早期教育ってホントにいいの?

早期教育ってホントにいいの?

2019/10/27

こちらは、速さではなく早さの問題です

「うさぎとカメ」の話ではありませんが、早期教育もいつか追いつかれます。

「幼稚園のときは、ひらがなもアルファベットも書けていたのに・・・」

「小学1年のときには4年生くらいのことまで先取り学習していたのに・・・」

それが、小学5年生や6年生になったら・・・。よく耳にするお嘆きです。

 

 小学の高学年になって、そのギャップの大きさ?が大きいほど、

焦りやイライラをお感じになる保護者の方も多いのでは?

「小さいときはもっと勉強ができていたのに・・・」お子さん本人もそうかもしれません。

 

 小学生のうちに英検3級合格、数検3級合格、

合格のために、一生懸命勉強したその頑張りは評価できるでしょうが、

だからと言って、中学卒業レベルの実力が身についているのか?

というと疑問に思います。

 

 現に、英検や数検の3級、準2級に合格しているのに、

学校の定期テストや高校入試では、そこそこの点数しか取れない中学生もいます。

検定問題と入試問題は違うから、と言われればそれまでですが。

 

 見た目はいいけれど中身はスカスカ、ということもよくあります。

目に見える数字を目標に、その結果を手に入れるために努力をする。

それは悪くはないと思います。

 

 出題傾向を分析して、その出題傾向に絞り込んで学習すれば合格する可能性は高くなります。

それは、スピードが速くなれば視野が狭くなるのと同じことなのでは?

 

早期教育や先取り学習で、それ相応の実力があると勘違いしてしまって、

日ごろの努力を怠るようになってしまうというのも、よくある例です。

 

 人より早く到達したとしても、その地点で安住していいると、

いつか追いつかれ、抜かれてしまうことも。さらに先へ先へ、

と歩み続ける人は、そんなに多くないのでは?

 

 幼稚園でひらがなが書けても、九九が言えても、

小学1年生や2年生になれば追いつかれてしまいます。

早期教育は、小学6年になると横並びになると言われます。

 

 「うさぎとカメ」の話ではありませんが、

その年齢相応の学習をして着実に実力を身につけていく。

ゆっくり自分のペースで歩き続ける。

そのほうが何よりもまわりをま渡せる心の余裕を持つことができると思います。

せっかちな私、年老いてスピードが落ちた負け惜しみも、かなり入っていますが。

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