ある人のマネをして、その人を越えたいと思ったら、

その人のかけた時間と同じか、それ以上の努力と経験を

積まなければ、身につかない。このごろ、それを実感することがよくあります。

見よう見マネ、手っ取り早く、形だけマネてみても、

しょせんコピーはコピー。

勉強でも、教えられる側も、教える側も、

「これはすごい！」

と思うようなノウハウやシステムを取り入れてみても、

「それがどうしてなのか？」十分に納得した上で、

時間をかけて消化吸収し、自分の身に合ったものに

アレンジしていかなければ、

ただ、取り入れてマネをしてみても長続きはしませんし、

身にもつきません。

マネをされたくなかったら、マネのできないほどの、

圧倒的なものを創り上げていけばいい。

「自分にはどうしようもない」と思わせるような

圧倒的な開きがあれば、人はマネをする意欲も気力も失くすはずです。

もっと、マネできそうな手ごろなもの探し求めるはずです。

圧倒的な差があれば、相手を認めざるを得ず、

そしりや妬みを受けることもないでしょうね。

人でも、モノでも、

簡単には追いつき、追い越せない経験と実績をもった

「師匠」に出会えれば、巡り合って幸せ、と思えます。