返却されたプリントをファイルに挟んで丁寧にしまう。

テキストやノートをきちんとそろえてバッグに入れる。

机とイスをきれいに直して教室を出る。

時間がかかっても、後かたづけがきちんとできる子は、

学習も丁寧です。

（見習わなければ、といつも感心しています・・・）

説明を聞いて「わかった！」だけでは、なにも身につきませんね。

そのあとの「できる！」までのトレーニングが大切です。

後かたづけのきちんとできる子は、

このトレーニングを丁寧におこなっているような気がします。

時間はかかるかもしれませんが、着実に身につけていきます。

せかせかしていません。心と行動に余裕があり落ち着いています。

授業が終了し、1秒を争いダッシュで教室を出ていく子は、

問題を解くのは早いですが、ミスが多い、教えたことが定着しない、

考えが浅いし、すぐにあきらめてしまう。

日ごろ、何かと忙しく駆け回っているうちに、

そういう習慣が身についてしまったのでしょうね。

じっくり問題を解いたり考えたりする習慣がないのでしょうね。

毎日スケジュールびっしり、忙しいことがいいことのように、

時間を無駄にせず、いかにも有意義に過ごしているように

思い込んでいる。大人にも、そういう人がいますが。

心と行動に余裕のある子のほうが、

学力が定着し安いですし、伸びていくように思います。

周りの状況もよく見えますし、心配りもできますし。

かく言う私、

いつもせかせかしてミスばかりを繰り返してきました。

最近、ようやく物事にじっくり取り組むようになりました。

それでも、同じミスと失敗は繰り返しています。自慢にはなりませんが

歳のせいで年々鈍くなっているだけ、

頭の回転と行動が伴わないいだけなんですが｡｡｡

後かたづけがきちんとできる子が、うらやましいです。

もし、それが小さい時からきちんとできる子だったら、

人生変わっていたと思います。悔やまれます。

散らかし放題の机の上を見ながら、

後回し後回しで、溜まりに溜まった作業で

ますます重くなるプレッシャーをひしひしと感じながら、

今、このブログ書いています。