その人から、ナマで直接の話を聴くというのは、

大きな刺激や影響を受けるものです。

本を読んだり、映像を見たりするのとは、

格段の違いがあります。

その人の話は、その瞬間で消えていきますから、

こちらも、必死でその話の内容を理解小都市たり、要点をメモしたり、

目、耳、手、脳、などすべてをフル回転して、気を抜くことができません。

この緊張感がたまりません。

いつもの場所で。いつもの時間に、ではなく、

知らない場所で、一度も会ったことのない人の話を、じかに聞く。

この刺激がたまりません。

ですから、交通費と移動時間を遣って、わざわざ遠くまで出かけていって

セミナーなどに参加するようにしています。空いた時間で観光もできますし、

「元を取らなきゃ」と、より真剣になります。せこい考えですが｡｡｡

ただ、問題点は、出かける先を言った瞬間に、「○○の土産を」と頼まれること。

その知識と情報収集能力に驚嘆します。誰とはここではあえて言いませんが。

交通費よりも土産代が高くつくことも｡｡｡

志望校選びなんかも、受験案内や他人の情報に振り回されるより、

直接、学校訪問するほうがいいのは、当たり前ですよね。

過去に、ＣＡＩ学習、ネット配信学習などを指導に取り入れてきました。

いまくいきませんでした。一方通行の学習は、その効果が薄いようです。

子どもたちも、最初はもの珍しさで食いつきますが、すぐに飽きてしまいます。

超アナログで、時代遅れに思われようと、

結局は、対面方式の個別指導がいちばんだと思っています。

それも一方通行で教えるのではなく、対話形式で。

保護者のみなさまとの個別学習相談も、

直接面談方式で随時行っております。

文書や電話だと、まどろっこしいです。

どんなに通信技術が発達しても、新しい通信手段が出てきても、

直接対面する。時間と手間のかかる方法ですが、

これに勝るコミュニケーションの手段はないように思います。