都立高校入試の最終応募状況が確定しました。

全日制全体の応募倍率は、1.50倍(昨年度1.51倍)、

普通科は、男子が1.57倍(前年度1.56倍)、女子が1.58倍(前年度1.62倍)。

専門学科が1.32倍(前年度1.28倍)、総合学科が1.40倍(前年度1.38倍)。

女子が、専門学科や総合学科に移動したようです。

2倍を超える激戦校も目立ちます。

実質倍率は、1.4倍台になるでしょう。

一昔前は、足立区からの受検生の流出が止まらず、

近隣の旧5学区の高校はスカスカで定員割れが続出していましたが、

ここ数年は､応募倍率1.5倍以上も当たり前、

今春も足立高校の女子の定員割れを除き、

予想外の高倍率になっています。

足立区内の高校の人気が出て受検生が戻ってきた、

というよりも、旧4学区や6学区の高校が高倍率のために、

足立区から出たくても、出るに出られない、というのが実情でしょう。

入試比率７：３、全校5科目入試になったために、

下位層の女子が普通科に戻ってきて高倍率になり、

その反動で今春は、専門学科や総合学科に流れているようです。

この受験倍率をご覧になったら、

地元足立区出身の保護者の皆さんは、きっと驚かれると思います。

でも、各高校の偏差値自体は、それほど変わっていません、

というか、下降気味です｡｡｡

悲しい現実です。

つづく･･･