「どうしてうまくいかなかったのか？」

「どこに問題があったのか？」

じっくり検証することが大切なことは、よ～くわかっているのですが、

なかなかできないものです。

検証したつもりになっているだけ、だったりします。

同じミスを繰り返したりします。

失敗したことは早く忘れてしまいたいですし。

塾で、こどもたちの勉強の様子を見ていましても、同じです。

間違えた問題は、きちんと直させるようにはしていますが、

「正しい答えが出れば満足。さて、次の問題は」

たいがいの子はこうです。

「どこで、どうして間違えたのか？」

検証して解き直している子は、残念ながらほとんどいません。

誰でも、汚くなったもの、使い古したものよりも、まっさらなものを好みます。

一度解いた問題よりも、まったく新しい問題に手をつけたくなります。

そのほうが気持ちがいいですからね。

でも、やっぱり解けない、同じミスをしてしまう｡｡｡

この検証と解き直しが大切なことは、頭の中ではだれでも知っています。

塾でもしつこく指導しています。

でも、きっちりできる子は10人に1人くらいでしょうか？

誰もが実行していれば、みんなみんな成績がいいはずです。

できる子は、納得するまで検証します。

わからなければ納得するまで質問してきます。

ここで、大きな学力差が生じます。