（昨日の続きです）

学校の定期テスト前に、テスト対策の補習に参加する子どもたちに、

各科目の目標点を書かせます。

自信過剰？の目標設定をする子、

謙虚な目標設定する子、

ゴロ合わせか？というような適当な数字をかく子、いろいろいます。

目標点を設定する前にしなければならないことは、

「前回のテストの時よりも時間をかけて勉強をする」

「イマイチよくわからなかったところを解決する」

「前回悪かった科目に力を入れる」

などの具体的なテスト対策の予定を組むことです。

その上で目標点を決める、そうでないと何の意味がありません。

でも、テスト前に目標点を書いてもらうと、

だいたいの子は不思議なことに、その目標点に近い点数を取ります。

自分で決めた目標点だから、意識的に、あるいは知らず知らずのうちに、

その目標に届くように勉強するようになるのかもしれません。

目標に届けば達成感が味わえるでしょうし、

目標点を越えれば自信にもなるでしょうし、

目標点に届かなければ「次がんばる！」という気にもなるでしょうし。

どんな形であれ、目標を決めることはいいことなんだと思います。