「足立区の小学校や中学校は、学力を上げる教育を放棄したの？」

「塾に教育の主導権を握られて悔しくないの？」最近、思います。

中学の面談でも、成績が悪いと、塾通いを勧めているようです。

塾の入塾個別相談の時に、そういった話をよく聞きます。

こちらとしては、塾通いを奨励してくれているのですから、けっこうなことなんですが

(その子が学文塾に来るとはかぎりませんが)、

「同じ教育現場のものが、その本分を捨て去るなんてプライドはないの？」複雑な思いです。

昔の教師は、少なくとも保護者に対しては絶対的な存在でした。

私たち生徒は、陰でいろいろ言っていましたが。

「学校で先生にハタかれた」と親に言っても「お前が悪い！」でオシマイでした。

今なら「体罰」で大騒ぎですね。ちょっと変なことをいうと、保護者から吊し上げを食いますね。

もう、毎日がビクビクものでしょうね。子どもたちよりも、保護者や世間のほうばかりに目を向けて、

教師が小さく小さく丸まってしまっている。

先生にすべてお任せして、思う存分指導力を発揮してもらうようにすれば、

学校はもっともっと良くなりますよ。お医者さんもそうでしょうね。

素人がプロに口出しすべきでないのです。

その点、塾は学校よりも環境がいいです。保護者に対して言いたいことが言えますし、

もし、塾の指導にご不満ならやめて言ってもらえますから。少なくとも、私は保護者の皆さんに

遠慮なくズバズバ言っています。ご機嫌をとったりしません。結構トラブルになることもありますが。

だから塾が大きくならないのですが。塾のいいところは、入塾退塾が自由なところでしょうね。