「習いごとのスケジュールがびっしり詰まっていて毎日忙しい・・・」

小学生に多いですね。毎日が充実しているムダのない？生活。

傍から見るとそう思われるかもしれませんね。

塾も習いごとですから、私がどうこう言える立場でもないのですが｡｡｡

塾のお問い合わせをいただいた際に、

「何曜日の何時からしか空いていない」とか「週１回で」とか、結構多いです。

だいたいは入塾をお断りしています。

スキマを埋めるような気持ちで来られても、学習効果に責任を持てませんから。

他の習いごとを優先して、欠席振替の多い場合も迷惑な話ですし。

忙しいサラリーマンのように、予定びっしりの毎日を送って疲れきっている小学生。

なんだか、かわいそうです。心に余裕がありませんから、自分のことしか考えていません。

早く片付けることが第一という習慣が身についてしまっていて、学習にもじっくり取り組めません。

習いごとがぜんぶ中途半端になって、結局は何も身についていない。よくある例です。

「何もすることのない時間」

その時間をどう使うか自分なりに創意工夫できますし、ヒマな時間にじっと耐えることを学びます。

他人から見たら、ぼ～っとしているように見えるかもしれませんが、

頭の中ではいろいろなことを考えたり想像したりしているものです。

子ども時代の「何もすることがなく時間を持て余す」経験は、とても貴重だと思います！

私、小学生までの時のことを振り返って、鮮明に思い出すのは、この何もすることがなくて

ぼ～っとしていた時間ですし、それにじっと耐えていた時のことです。

それが今まで、なにかしら役に立ってきたように思います。