こういった話をよく聞きますね。でも、めったにない珍しいことだからニュースや話題になるわけですし、

それにこういう話は、学習能力(地頭力)のある人が、ちょっとしたきっかけで受験に目覚めて合格しただけであって、

誰にでもマネできる、わけではありません。ほんの一握りの高校生の話です。

「自分にもできるのではないか！？」　そうカン違いする人が最近多いように思います。

学文塾へのお問い合わせや個別相談の時にもよく見かけます。高校生に多いです。

そのやる気と意欲には拍手を送りたいのですが。

テレビドラマやマンガの影響でしょうか？　主人公が、人に秀でた、秘められた能力や才能に目覚め、

ひたすら耐え忍び努力することで、その才能を開花させ夢を実現する。こんなストーリーが多いですね。

でも、誰にでも「ある秘めた能力や才能」があるわけではありませんし、日ごろから努力をする習慣がない人が、

突然、やる気を出して努力し始めるということもありません。今までに努力を重ねた経験がないのですから。

バーチャルの世界と現実の区別がつかなくなり、「自分もできるはず！」という幻想をもつようになる。

ですから、そんな夢をもっても思い通りにはいかず、途中で挫折したり投げ出してしまうことに。

勉強って、地べたを這いずり回るような地味で孤独な作業です。ラクしてかっこよく勉強して、

成績が上がるものではありません。今日はちょっと厳しいブログになりました｡｡｡