「学校の授業中、積極的に手を挙げてたくさん質問をしているんだけど、ぜんぜん評価されていないように思う｡｡｡」

内申点を上げるため、授業に積極的に参加している自分をアピールしようと、この時期くらいから突然、

質問をするようになる高校受験生もいるようです。でも、先生に評価されないのは、「質問の内容」に問題があるのでは？

塾の授業でも、やたらに質問をしてくる子がけっこういます。その積極的な授業姿勢はとても評価できるのですが、

問題をじっくり考えて解いているわけでもなく、すぐにあきらめて「先生、わかりません」と質問をしてくる子がたまにいます。

自分の頭で、ではなく、他人の頭を使って答えを出そうとしているようなものです。

教えるほうにとっては、質問されることはうれしいこと。でも、これにホイホイのって、懇切丁寧に答えを教えていると、

その子は味をしめてますます自分の頭で問題を解こうとしなくなります。

英単語や言葉の意味なんかも、辞書でちょっと自分で調べれば解かるようなことも、すぐに聞いてきます。

こんな作業を面倒がっていては成績は上がりません。成績は伸び悩みます。

はっきり言って、つまらない質問を何度もされると、授業が中断してなかなか先へ進みません。

ですから、質の悪い質問は、内申点を上げるどころか、かえって逆効果になっているのかもしれません。

その先生の受け取り方にもよるとは思いますが。