「いい勉強方法が見つからない・・・」
2021/11/20
自分に合ったいい勉強方法を見つけるには?
「いい勉強のしかた」とは?(その1)
■「いい勉強のしかた」の情報はあふれていますが・・・
「いい勉強のしかたがわからない」「どうやって勉強すればいいの?」
子どもたちからよく聞かれます。「勉強の仕方がわかっていない」
保護者の方がよく言われることです。
それは、効率的に少ない時間で勉強できて、
しかも、確実に成績の上がる勉強方法ということなのでしょうか?
残念ながら、この方法なら、だれでも確実に成績の上がる勉強の法則
のようなものはありません。
「〇〇勉強法」といった内容のものが、書店やインターネットなどには
あふれていますが、それを読めば、まちがいなくテストの点数がよくなる、
そうであればいいのですが。もちろん、そういった勉強方法を試してみて、
アレンジして、自分なりの勉強方法を確立する手立てにはなるでしょうが。
よさそうな情報を得ても、それだけで満足して、実際に試してみる人なんて、
めったにいないでしょうから。いわゆる、情報収集マニアで終わってしまいます。
人のことは言えません。まったく私のことです。。。
そういったノウハウは、間違った情報なのではありません。
その内容を書いた人自身が、おそらくいろいろな方法を試してみて、
苦労して編み出したノウハウであって、万人に使えるものでもないはずです。
紹介されている勉強方法を、同じように試してみることでしょうね。
そうしているうちに、自分なりの勉強方法が見えてくるでしょう。
■時間をかければ上達する
そんな勉強のノウハウに頼らず、とことん時間をかけて勉強してみる。
はじめは時間がかかって無駄なことも多いでしょうが、
作業でも仕事でも、それに勉強でも、たくさんこなしているうちに、
もっと要領よくできる方法に気づき、より早く、より効率的にできるようになる。
こういう経験は、誰にでもあるのでは?
ゲームやスポーツなんか、そうなのでは?
練習すればするほど上達する。勉強も、勉強すればするほど、
その学習内容だけではなく、勉強方法も上達していきます。
ゲームやスポーツと違って、勉強はしなければならないものだから、
なかなか取り組みにくいでしょうが。 ですから、どうしても、
楽して成績の上がる勉強方法を探し回ることになるのでしょうが。
■成績の上がる勉強のノウハウは持っていますが・・・
当学文塾では、35年も塾をやっているわけですから、
勉強のノウハウはある程度蓄積しています。しかし、そのノウハウが、
小学生にも中学生にも高校生にも、誰にでも通用するわけではありません。
同じような指導方法を試してみても、一気に伸びる子もいますし、
まったく効果のない子もいます。まさに毎日が、試行錯誤の連続です。
しかし、弊塾は対面の個別指導を行っていますから、
その子に適していそうな方法を選んで指導することはできます。
正直なところ、これが教える上で、何よりも難しい点なのですが。
その子その子にあった勉強方法をいろいろ試しながら、
その成果をみながら修正していくしかありません。
その前に、こちらのアドバイスを受け入れ、試してみる素直さが
その子に備わっているかどうか、が問題なのですが。
■がんばっている人はカッコ悪い?
黙々と努力をするなんて、いまどき流行らない。
だから、がんばっている姿を人に見られたくない。
結果を出す人は、がんばる人。努力を続ける人。
それは頭の中ではわかっていても・・・。
努力して結果を出している人には惜しみなく賛辞を送りながら、
自分はつらい努力はしたくない。自分の身近で結果を出した人には、
嫉妬ややっかみを持ち、あれこれ言ったり、バカにしたり。
今の世のなか、そういう風潮があるように思います。 でも、
がんばって結果を出す自分になりたいのか、
結果を出した人をあれこれ言う自分でいたいのか、
そのどちらになりたいですか?
■時間をかけて勉強しているのに、成績が上がらない。
がんばって時間をかけて勉強しているのに、
テストの点数や偏差値が上がらない。
いくら勉強しても変わらないなら、勉強なんかしても無駄。
勉強する気が失せますよね。よく聞く話です。
でも、ラクな勉強をしていませんか? たとえば、
英語の長文読解や英作文で、単語の意味がわからなければすぐに辞書をひく。
算数や数学で、解けなかった問題や間違えた問題の解説を読んで、答えを写して、
わかったつもりになる。できる問題ばかりを解いて、解けない問題はそのまま。
小論文や作文で、添削されて戻ってきたコメントを読んでオシマイなど。
ごく浅い、表面をなぞるような勉強をして、時間を使い、
勉強しているつもりになっているだけなのでは?
がんばっているのに、成績がイマイチの人は、だいたいがこのパターンです。
ここらで、自分の勉強方法を見直してみる。修正してみる。
これも、いい勉強のしかたを見つけ、身につけるために大切なことです。
■要するに、自分にあった勉強方法は、自分で見つけるしかない。
それは、時間をかけてとことん勉強していれば見つかるもの。
いろいろな勉強のノウハウを集めて、実際に試してみる。
よさそうなものがあれば自分なりにアレンジしてみる。
そいうった時間のかかる積み重ねが必要だと思います。
もちろん、「成績を上げたい」という、自分自身の強い意志がなければ、
なんの意味もありません。どうしもなりません。
弊塾では、そんなお子さんたちのために、お子さんに合った
「いい勉強方法」を見つけ、身につくようにアドバイスをしています。
■自分なりの勉強方法を見つけることが勉強する意味?
それが、勉強の一番大切な目的なのではないでしょうか?
学校の授業で習う教科書の知識や情報などは、
インターネットなどを使えば簡単に見つけることができます。
与えられた情報を分析し、推察し、論理的に考えてまとめていく、
その処理能力を鍛えていくことが大切なのでは?
学校を卒業してから役に立つのは、この自分なりの勉強のしかた、
]処理能力なのではないでしょうか。
スポーツのように結果ばかりを追い求めるのとはまた違っている。
ですが、人に言われるがままに指導されて勉強するように、
監督やコーチの言うがままに練習しているだけでは、
試合中、その場その場の瞬間に自分の頭で判断して動けなくなる。
トレーニングしている中で、自分なりの練習方法を試行錯誤して
模索していくことも大切なのでは?
言われたことをきちんとできる素直な人、堅実に仕事をこなすことができる。
それはそれで評価できるでしょうが、それ以下でもそれ以上でもありません。
ただ、それだけのことなのでは?
■勉強時間が短い。集中力がない。・・・どうすれば?
どうしても長時間の勉強に耐えられない。
30分も集中して勉強できない。
こういったお悩みも多いと思います。
それにつきましては、次回に続きます。
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