オンライン学習は「いつでも、どこでも、好きなだけ」・・・でも

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オンライン学習は「いつでも、どこでも、好きなだけ」・・・でも

2022/06/20

ICTを活用したオンライン学習に飽きてきたみなさん

「はじめは飛びついて熱心に学習していたのに、今ではすっかり熱が冷めてしまって・・・」

 新型コロナの影響も大きいのでしょうが、

ICTを活用したオンライン学習が急速に普及してきました。

学校の授業にも、どんどん取り入れられていくようです。

 

 環境さえ整っていれば「いつでも、どこでも、好きなだけ学習できる」

わからないことやできないことがあれば、必要な情報や解決方法を、

すぐに簡単に見つけることができます。とっても便利ですね。

 

 今どきの小学生、中学生、高校生のみなさん、

ゲームなどに慣れ親しんでいる人が多いですから、

パソコンやタブレットなどの使い勝手はいいでしょうね。  

 

 当学文塾でも、英語にタブレット学習を一部導入していますが、

使い方を丁寧に説明しなくても、あっという間に使いこなしています。

もう、感動、敬服モノです。

 

 ご自宅でも、お子さんにパソコンやタブレットを使ったオンライン学習を

されている方も多いと思います。有効に活用されていると思います。

 

 でも、「はじめは飛びついて熱心に学習していたのに、

 いまではすっかり熱が冷めてしまって・・・」

そうお嘆きの保護者のみなさまも、中にはいらっしゃるでは?

 

オンライン学習は、どうしても受け身になりがちです。

ゲームのように夢中になって取り組む子は、ほとんどいないと思います。

なにしろ、誰もがしたくない、避けて通りたい勉強なのですから。

 

 なんとなく見たり聞いたりしているだけ、

勉強している気になっているだけなのでは?

 

 オンライン学習の特徴 「いつでも、どこでも、すきなだけ」学習ができる。

でも実際に、タブレットなどを使って、 いつ、どこで、何を学習していますか?  

時間ができたら? 気が向いたら? それはいつのこと?

 

 現実には、人にいわれていやいや手をつける。 何もいわれなければ、

いつまでもほったらかし。 そういうことになっていませんか?

 

 便利で気軽に使えるものやことは、それがかえって、気持ちの上で

マイナスに作用する。 簡単に手に入るモノは、身につかないもの。

苦労して手に入れたモノには愛着心があるものです。

 

 オンライン学習では、懇切丁寧なわかりやすい説明。

学校の授業より楽しい。使いこなせるお子さんなら、

とても効果的な学習の手段だと思います。  

 

 しかし、学校の授業の受け方もいい加減、ほとんど聞いていないか寝ている。

「オンライン学習なら、きっとやる気を出してくれるはず」

 そういった子に対しては、それは幻想です。

一方通行で、受け身の学習になりやすいオンライン学習。

聞いていようと寝ていようと注意されることもありません。

 

 しっかりした学習姿勢が身についている子なら、

どんな学習方法でも効果が出ます。オンライン学習を有効買うようできます。

学習姿勢や学習習慣が身についていないお子さんであれば、

どんなにすぐれた学習手段でも、猫に小判です。

 

 好きなこと、興味のあることなら、どんなに忙しくても、

なにを置いても優先するでしょうが、勉強のように、

いやなこと、面倒なことは後回しにする、したくなる。それは誰も同じです。

 

 決まった場所で、決まった時間に、勉強せざるを得ない環境に身をおく。

残念ながら、モチベーションがあがらず、維持できないことに対しては、

そうせざるを得ないのが現実なのでは?


 

  勉強に限らず、この方法は自分に向いていないと、

次々と新しい手法を収集し、どれもうまくいかない。

もっといえば、ノウハウを手に入れても、ろくに試してみない。

すぐに放り出してしまう。そうして、さらに、もっといい方法はないものか、

と新しい方法に手を出す。その繰り返し、ノウハウ収集マニアです。

学習に関して言えば、学習姿勢や学習習慣といった土台ができていない、

そういうお子さんに多いです。

 

 お恥ずかしい話ですが、当学文塾でも、

流行に乗って、と言いますか、先取りして、 オンライン学習以前の、

CAIなどの学習機器を導入したこともあります。

どれもうまくいきませんでした。

はじめのうちは、子どもたちの食いつきはいいのですが、

すぐにいい加減に学習し始めます。

人は「慣れるとダレる」ものなんですね~。

感心している立場ではありませんが・・・。

 

 一人ひとりの弱点分析とその補強ができるいい学習機器もありましたが、

 弱点が多すぎると学習量が多くなりすぎて、なかなか先へ進めない。

どれにも一長一短があり、途中で挫折しました。

 

 それだけではなく、十分に使いこなせない、

有効に活用できない幣塾の指導力が、いちばんの問題なのですが。

 

 現在は、読む、聴く、話す、書く、4技能に対応するため、

英語にのみ、タブレットを使ったオンライン学習を取り入れています。

やはり、管理の仕方など問題が山積みです。

便利なものだから、使いさえすれば効果がある。

そういうものではありませんね。そこらあたりが、これからの課題です。

 

 幣塾は、将来的にはどうするかわかりませんが、

今のところ、 対面個別指導を続けていくつもりです。

それに、この急速に普及したオンライン学習も、

いつか急速にしぼんでいく。そう思っています。

 

 子どもたちにオンライン学習をさせれば、

講師は直接教える機会が少なくなります。

指導する機会が少なくなれば、指導力が低下します。

 

 ICTを活用したパソコンやタブレット学習などの、

便利なオンライン学習に頼りすぎると、

子どもたちにだけではなく、教える側にもマイナスの影響が出てきます。

 

 オンライン学習が飽きられて、対面方式の学習に回帰してきたときに、

いわは、アナログ的な人から人への指導が息を吹き返してきたときに、

教えるプロとしての指導ノウハウが、さび付いていないか、

衰えていないか、 それが気にかかります。

古い人間ですから、直接教えることにこだわりもありますし。

 

 流行を追わず、流行に振り回されず、周回遅れでも先頭に立てるまで、

ヒトから人への対面個別学習にこだわっていきたいと思っています。

それが、当学文塾の指導理念と指導システムです。

 

 塾を始めたころは、集団の一斉授業が主流でした。

3~5名の個別学習なんて、弁口のできない子が行く補習塾、

受験には通用しない、と思われていました。

 

 ところが、今は、個別指導が全盛で主流になっています。

これからは、オンライン学習が主流になっていくでしょう。

だれもがその流れに乗ろうとするでしょう。

 流行は繰り返します。 都立高校などでも、数年周期で、高倍率になったり、

低倍率になったり。 こういった流れに逆らってもどうしようもありません。

 

 時流に乗って振り回されるより、潮が引いたときはじっと我慢する。

潮目が変わるときあ必ず来る。そう信じて、 来るべき流行の再来に備えて、

指導ノウハウと力を蓄積しておく、 そういう方針です。

 

 いち早く波に乗れればいいのですが、たいてい波に乗り遅れてしまい、

飛びついたときにはすでに引き潮状態。さんざん痛い目にあってきました。

だったら、塾だけではなく、生活全般にしてもそういう立ち位置です。

 

 急成長すれば、急速に衰えます。 ゆっくり成長していけば、

時間をかけてゆっくりと衰えていきます。急速に興味関心が高まったことは、

すぐに熱が冷めて飽きがくるものです。 これは、世の法則です。

 

 今は情報の拡散が早いですから、流行り廃りも早いですね。

「賞味期限」が短いですね。

 

 私は、生来、熱しやすく冷めやすい、それに加え、飽きっぽいですので、

その残骸が山となって残っています・・・。私の話はともかく、